Kotlin コルーチン 1.5.0 がリリースされました! 新しいバージョンには以下の内容が追加されています。
GlobalScope がデリケート(Delicate:取り扱いに注意が必要)な API としてマークされました。GlobalScope は誤用しやすい高度な API です。 そのため、コンパイラーは誤用の可能性を警告し、プログラムにおけるクラスの使用に対してオプトインを要求するようになりました。
JUnit 用拡張機能。JUnit 5 で CoroutinesTimeout が利用できるようになりました。
Channel API の改善。ライブラリ関数の名前付けスキームが新しくなったのと同時に、非サスペンド関数の trySend と tryReceive が offer と poll のより優れた代替関数として導入されました。
Reactive 統合の安定化。Reactive Streams と Korlin Flow 間での変換に使用できる関数をさらに追加し、多数の既存の関数と ReactiveContext API を安定させました。
このブログ記事では、新しいバージョンへの移行に関する推奨事項も記載しています。
コルーチン 1.5.0 を使い始める
GlobalScope をデリケート API 扱いに
GlobalScope