IntelliJベースIDE v2016.1と古いバージョンのセキュリティアップデート

IntelliJプラットフォームベースのIDEについて重要なアップデートをリリースいたしました。このアップデートは重大なセキュリティ脆弱性を修正しています。脆弱性は過去のバージョンにも存在するため、パッチもリリースしております。

この脆弱性を突いて攻撃した事例についての報告は受けておりませんが、可能な限り早くアップデートして頂くことを強く推奨いたします。

詳しくは以下にご説明いたします。

内蔵Webサーバの脆弱性

クロスサイトリクエストフォージェリー(CSRF)により攻撃者が悪意のあるWebページを使い、ユーザーの同意なしにローカルファイルシステムへ アクセスすることを許可します。

インターナルRPCの脆弱性

不必要に寛大なCORS(Cross-Origin Resource Sharing)設定により、攻撃者は悪意のあるWebサイトを使うことで様々なインターナルAPIエンドポイントを利用することができ、IDEで保存しているデータにアクセスしたり、IDEバージョンといったメタデータを収集したり、プロジェクトを開いたりできます。

この脆弱性を報告頂き、緊密に協力してくださったJordan Milne、この修正にあたり完璧なコラボレーションを発揮してくださったGoogleのAndroid Studioチームに感謝いたします。

アップデート方法

IDEの‘Check for Updates’よりアップデートするか、www.jetbrains.comより最新版をダウンロードしてください。過去のバージョンをお使いの方は以下のリンクを参考にしてください。

FAQ

Q: どの製品/バージョンがアップデートされましたか?
A: IntelliJプラットフォームベースの全ての製品に影響があります。以下の表でアップデートをリリースした最低のバージョンを示します。以下の表にあるバージョンまたはそれ以降のバージョンをお使いの場合はアップデートの必要があります。

製品 アップデートのあるバージョン(ビルド番号)
AppCode 2.1 (129.772)
CLion 1.0 (141.353)
DataGrip 1.0 (143.1410.7)
IntelliJ IDEA 12.1 (129.161)
MPS 3.0 (129.350)
PhpStorm 6.0 (129.291)
PyCharm 2.7 (125.57)
PyCharm Edu 1.0 (139.280)
Rider Private EAP builds prior to build 144.5342
RubyMine 5.4 (129.241)
WebStorm 6.0 (127.68)

Q: より以前のバージョンも危険ですか?
A: 上記の表に記載されているものより以前のバージョンについて、同様の脆弱製については確認しておりません。内蔵Webサーバは2012年12月に導入され、RPCの脆弱製は過去のバージョンには存在しません。依然、古いバージョンには脆弱製のある可能性がありますので3年以上前にリリースされたIDEをお使いの場合はアップグレードしていただくことをおすすめいたします。

Q: 影響のない製品はありますか?
A: ReSharper、ReSharper C++、dotCover、dotMemory、dotTrace、dotPeek、TeamCity、YouTrack、Upsurge、Hubは影響がないため、今回のセキュリティアップデート対象ではありません。

Q: パッチではなく、製品を丸ごとインストールしたいのですが、どこでダウンロードできますか?
A: 以下に、過去のバージョンをダウンロードできるページのリンクを示します。2016年5月10日以降にリリースされたものはセキュリティアップデートを含みます。

Q: 最新版をダウンロードできません。どうすればよいですか?
A: どういう問題がありダウンロードできないのか、こちらにお知らせください。

Q: I’m building an IDE on IntelliJ Platform. What should I do?
A: Please check out the latest source code from the branch you are currently using and rebuild your product. For more details please contact security@jetbrains.com or the partner team at busdev@jetbrains.com for any questions or concerns.

Q: JetBrains製ではないIntelliJプラットフォームベースのIDEを利用しています。どうすれば良いですか?
A: IntelliJプラットフォームベースのIDEをリリースしているパートナーには連絡しております。Android Studio 1.5.xと2.xはすでにアップデートがリリースされております。ほかのIDEについては各ベンダにコンタクトしてください。その他の質問はこちらへお願い致します。

Q: IntelliJプラットフォームのプラグインを開発していますが、プラグインをアップデートする必要はありますか?
A: いいえ。プラグインは影響がありません。

Q: 今後脆弱製が見つかった際、通知を受けたいです。
A: セキュリティ速報をこちらより購読していただけます: www.jetbrains.com/security/subscribe

追記: OS Xをご利用でアップデート後に起動できない場合はOS X 10.11へアップデートする、Java 1.6をインストール(IDEがJava 1.6を使うわけではありませんが、インストールすることでこの問題を回避できます)、キーボード設定のカスタムキーボードレイアウト設定(~/Library/Keyboard Layouts)がある場合は無効化、のいずれかで回避してください。[回避方法について記載されたオリジナル英語記事]

JetBrains Team
The Drive to Develop

[原文]

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Javaチャンピオンは無償でIntelliJ IDEA Ultimateをお使い頂けます

本日よりJavaチャンピオンの方は簡単な確認をするだけでIntelliJ IDEA Ultimateを無料で取得して頂けます。何年にも渡ってJetBrainsはJavaチャンピオンの方々と仕事上の関係にとどまらず、個人的にも知り合う機会が多くございました。継続的にIntelliJ IDEAやIntelliJプラットフォームベース製品のフィードバックを沢山頂いております。そこで感謝の気持ちをIntelliJ IDEA Ultimateの提供をもって表せればと考えております。

現在Javaチャンピオンの方々はhttps://www.jetbrains.com/shop/eform/javaChampionよりお申し込みいただけます。java.netのリンクを必ず含めてください。

Java Champions - Apply Now for Free IntelliJ IDEA Ultimate License

IntelliJ IDEA UltimateはJavaチャンピオン以外にも、オープンソースプロジェクト学生や教員クラスルーム環境でお使いになる教授やトレーナーに対して無償で提供しております(IDEA以外の製品も含みます)。

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CLionユーザーにアザラシが届きます!

CLion 2016.1がリリースされ、歓迎されておりますが、少数ながらもスプラッシュスクリーンからアシカ(sea lion)が消えたことにがっかりしたという声も頂戴しております。

このフィードバックに真摯に受け止め、IDEを起動する間スプラッシュスクリーンで5〜10秒だけお見せするのでは十分にご満足いただけないことに気がつきました。そこで単にスプラッシュスクリーンでお見せするのではなく実際の生物をご覧頂くのがベストだとの結論に達しました。

月曜日よりCLionサブスクリプションをお買いあげ頂くとIDEのサブスクリプション期間中、海洋生物もお飼いあげ頂けるようになります。海洋生物は以下の中からお好きな生物をご選択いただけます。

  • アザラシ
  • ゾウアザラシ
  • アシカ
  • イルカ
  • カワウソ

動物たちはエサや医薬品が必要ですので、実際に飼う代わりに一緒に遊んであげたり、エサやりをしたり、お掃除をしてあげたり、必要に応じて病気のお世話をしてあげましょう。CLionは保護中の動物たちについてスプラッシュスクリーンで毎回お知らせをします。
clion_seelion_2016_1

動物たちは世界各国の海洋哺乳動物センターや国立公園で保護されています。CLionは保護されている動物たちの正確な位置とストーリーをお伝えし、動物たちに会う機会を提供します。定期的な写真やビデオのアップデートをお楽しみください。

法人のお客様向けには現地へのショートツアーのご案内も予定しております。

CLion チーム

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フィードバックヘルパー Monty 1.0 リリース

コードレビューで一番難しいのは平易かつ有用なフィードバックを提供することです。明確で、的を射ていて、コードレビューを戦場にしてしまわないようなフィードバックです。ツールを通じてデベロッパは変更箇所を可視化したり、理解を進めたり、プロジェクトへの影響を図ったりしますし、問題をより簡単かつ素早く見つけることが出来ます。しかしながら問題箇所にコメントする際、最適な単語を見つけることを手助けしてくれるツールはありません。ありませんでした、これまでは。

そこでMontyの登場です。MontyはUpsourceのプラグインで、不適切で不明確なコードレビューコメントを大幅に減らすことができ、コードレビューのディスカッションの生産性をより高めます。チームで全く新しいレベルのコラボレーションが出来るようになるでしょう。

このプラグインをインストールしたら、プロジェクト設定の“Feedback analysis”を有効化するだけでお使いいただけます。

乱暴、不明瞭、または何かしら問題のあるコメントをタイプしたらMontyはその問題をハイライトして修正を勧めてくれます。
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Montyはささいなコミュニケーション問題も手助けしてくれます。
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深刻な場合Montyはコメント追加ボタンを無効化します。
monty4

チーム内のコミュニケーションを改善したいですか?プラグインを今すぐダウンロードしてください!
質問、問題、新機能の提案などございましたらお気軽にフィードバックをお寄せください。可能であればMontyでご確認の上・・・😉

The Upsource Team

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Android向けKotlinのロードマップ

Googleが最近アナウンスした中で最も興味深いニュースはJackコンパイラによりAndroidNでJava8を(限定的に)サポートするという話ではないでしょうか。当然ながら皆様はこれがKotlinのAndroid開発向けのロードマップにどう影響するか興味のあることと思いますのでここで説明させてください。

KotlinのAndroid向けのロードマップ

JetBrainsではKotlinがAndroid開発で優れたツールとなるよう多大な注目を置いています。今後いくつかのバージョン1.0.Xにおけるリリースでは引き続きツール群やライブラリの改善を施していきます。フォーカスは三つのエリアに渡っています。開発ワークフローのスピードアップ、ランタイムライブラリのサイズ削減、ツールサポートの充実化です。

開発ワークフロー

開発ワークフローの高速化のため、KotlinのGradleプラグインはインクリメンタルコンパイルをサポートするようになります。ソースに変更があった場合、モジュール全体ではなく本当に影響のある箇所だけを再コンパイルするためビルド時間を大幅に短縮できます。

続いてAndroidのビルドパフォーマンス改善のためAndroidの新しいJack and Jillツールチェインとのインテグレーションを提供します。 現在のところKotlinの生成するバイトコードのハンドルを妨げる問題(196084203531)がありますが、Googleのチームと連携して問題を解決するか、JetBrainsサイドにて回避策を提供する予定です。それが完了したら、インクリメンタルコンパイル中に変更のあったクラスファイルのみJillを使ってトランスレート出来るようになります。(なおこれまでAndroidサポートでは毎回全てのクラスをトランスレートする必要がありました)。

そしてインスタントランです。現在のところKotlinではコールドスワップしかできず、ウォームとホットスワップをサポートするためにもうしばらく調査が必要です。しかし早急に可能な限りを尽くします。それまでの間、JRebel for Androidを使えばKotlinのホットスワップを行うことが可能です。

ランタイムサイズ

メソッド数を削減してkotlin-stdlibのサイズを縮めるべく、いくらかの改善を施す計画があります。現在のところ7191です:

複数ファイルに渡るファサードクラスのトップレベルファンクションの最適化や、inline-onlyの関数をランタイムバイナリから外すとで数千のメソッド数を削減できる見込みです。

ツールサポート

Kotlin 1.0のAndroidサポートで欠けているものの内一番大きいのがLintチェックでしょう。でもご安心ください。もちろんKotlinのLintチェックのリリース予定があります。既にAndroid Studio 1.5でLintチェックができるよう実装済みで、Kotlin 1.0.2でリリース予定です。そしてAndroid Studio 2.0向けについては現在実装中です。LintチェックはKotlinとJavaコードの共通基盤上に実装しており、今後Android SDKがデフォルトの状態でKotlinサポートできるようこの基盤をAndroid SDKへコントリビュートする予定です。

Android特有のIDEサポート、例えば”New Kotlin Activity”アクション、コードインサイトやナビゲーションなどは少しずつ1.0.xリリースで加えられていきます。

KotlinとJava 8

Java 8がリリースされてしばらく経過しておりますが、Android開発を行っていない開発者でもJava 8よりもKotlinを選択して楽しんでいらっしゃる方々が沢山いらっしゃいあす。Androidが正式にJava8の言語機能をサポートしましたが、KotlinとJavaの選択にどう影響を与えるでしょうか?

まず第一に、Java 8のラムダをAndroidにもたらしますが、Androidのツールチェインがサポートするラムダの既存プラットフォーム(Nリリース以前)サポートはKotlinによるサポートとは重要な違いがあります。違いを理解するため、シンプルなコード例をお見せします:

Kotlin: list.forEach { process(it) }
Java 8: list.forEach(it -> process(it))

Java版はほんの少しだけ長いですが、ここでは目をつぶって水面下で何が起きているか確認しましょう。Javaでは:

  • AndroidのJava 8ではラムダはすべて二つのメソッド(コンストラクタとボディ)を持つクラスへとコンパイルされます。アプリケーションのメソッドカウントに影響があります。
  • クラスは後にランタイムで繰り返しインスタンス化されます。例えばforEachが呼ばれるたびにインスタンス化されるため、ガベージコレクタへの大きな負担となります。
  • インスタンスにアクセスするため、Consumer.acceptの呼び出しに多態コール(polymorphic call)を使いますが、インライン化が出来ないためパフォーマンスへの影響があります。

Kotlinではインライン関数をサポートしており、forEachはその内の1つです。ラムダでインライン関数を使えば関数ボディとラムダはコールサイトにてインライン化されます。結果として:

  • ラムダのバイトコードは呼び出すメソッドのバイトコードに直接挿入され、メソッドカウントは増えません。
  • コード呼び出しによるオブジェクト生成はなく、ガベージコレクタへの負担もありません。
  • 生成されたバイトコードに多態メソッドコールはなく、ランタイムで可能な限りベストなパフォーマンスを引き出します。

つまり、AndroidにおけるJava 8ラムダは必ずしも好きに使って良いものではなく毎回コードのエレガンスさをとるかパフォーマンスをとるかで悩む必要があります。一方でKotlinではそのような妥協は必要ありません。コードを表現する上でベストであれば常にラムダを選んで結構です。

そして、もちろんKotlinはJavaにはない沢山の魅力的な言語機能があります。主なものを少しだけ挙げます:

  • null安全機能によりコードで起きるNullPointerExceptionをほぼ防止できる
  • プロパティ、プライマリコンストラクタ、データクラスによりコードの定型文を大幅に削減することができる:
    data class User(val name: String, val groupId: String = "default")
  • 委譲プロパティ(Delegated properties)によりプロパティのgetter/setterに置ける共通のロジックを抽出できる:
    val imageData by lazy { loadData(imageFile) }>

そしてKotlinのDSLコンストラクション機能はJavaでは簡単に実現できないフレキシビリティをもたらします。例えばXMLレイアウトをKotlinの抽象化機能をフル活用した埋込DSLにより表現することが可能です。Anko libraryではこのように実現しています:

1
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6
verticalLayout {
    val name = editText()
    button(“Say Hello”) {
        onClick { toast(“Hello, ${name.text}!”) }
    }
}

ご覧の通り、KotlinはJava 8がJava 6デベロッパにもたらすよりも遙かに大きな生産性をもたらします。そして網羅的なドキュメントインタラクティブなエクササイズKotlinの基本Android開発向けの本もあり学習は容易です。まだKotlinをお試しでないなら、今こそがお試しください!

[原文]

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WebStorm 2016.1リリース: より的確なリファクタリングオプション、Angular 2サポート/デバッガの改善等々

今年最初のメジャーアップデートであるWebStorm 2016.1をリリースしました。JavaScriptとTypeScriptの編集やリファクタリングエクスペリエンスの改善、そしてIDEのデバッグ機能のセットアップの改善が目玉となっております。

こちらよりダウンロードしていただけます。

アップデートのハイライトは以下の通りです:

  • ECMAScript 6とTypeScriptサポートの改善: より的確なリファクタリングオプション、Unused importsインスペクションとOptimize importsアクション。
  • Angular 2サポートの改善: イベントとプロパティバインドのコードアシスタンス、データバインド内のコード補完。テンプレートに定義している変数、カスタムイベントハンドラ、templateUrlとstyleUrlフィールドのコードインサイトとナビゲーション
  • 非同期クライアントサイドコード、ES6のarrow function、Webとサービスワーカーのデバッグ
  • IDEからNode.jsアプリをリモートやVagrant boxで起動

他に触れておくべきなのはAngularJS ui-router/CSSカスタムプロパティのサポート、ElectronアプリのIDEからの実行/デバッグ、JSON Schemaフォーマットサポートによるコードアシスタンス、Convert string to template stringインテンションです。

詳しくはWhat’s new in WebStorm 2016.1(後日翻訳予定)をご参照ください。

JetBrains WebStorm Team

[原文]

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PhpStorm 2016.1リリース!

プロフェッショナルPHP IDEの最新メジャーリリースであるPhpStorm 2016.1をリリースしました。こちらよりダウンロードしていただけます!

2016.1はバージョン番号の通り2016年最初のリリースとなります。数々の新機能に加えてバグフィクス、ユーザビリティの改善が施されています。このリリースでは待望のPHP言語サポートや開発ツールの改善に焦点を当てています。

新しい機能や改善について詳しくはPhpStorm website(後日翻訳予定)をご覧ください。

PhpStorm2016_1_splash

 

PhpStorm 2016.1の特筆すべき新機能は以下の通りです:

PHP言語サポートの改善: 型推論、補完、traitのサポートなど待望の改善が施されています。またgroup useステートメントのフルサポートや“Make Static”リファクタリング、“Convert switch to if”(switchをifに変換)、“Convert if to switch”(ifをswitchに変換)、“Flip if/else branches”(if/else文の反転)といったインテンションを追加しました。

新しいデバッグエクスペリエンス: Zero-Configurationデバッグモードが新しいユーザーに見つけやすくなるようにしました。またRESTful Webサービスのデバッグを“XDebug for REST Client”機能より行えます。.

フレームワークとツール: PhpStormはSFTP/FTP/FTPSサーバーとリモートインタプリタのキープアライブが出来るようになりました。6年間待ち望まれていた機能です!プロジェクトレベルのインタプリタ、PHPUnit/Behatで失敗したテストの再実行、リモートインタプリタのユーザビリティ改善もあります。

詳しくはYouTrackでPHP関連の修正一覧や、リリースノートをご確認ください。

またいつも通り、このアップデートでは最新web技術サポートの改善も施されています:

  • Angular 2サポートの改善
  • TypeScriptサポートの強化
  • JavaScriptデバッガの新機能

PhpStorm 2016.1はIntelliJプラットフォーム由来の最新機能も備えています:

  • RTL言語サポート
  • スピードサーチ(”Show Usages”と“Terminal”内)
  • JSON schema
  • Docker Machineサポート
  • Version Controlとデータベースツールの改善

詳しくはWhat’s New in PhpStorm 2016.1(後日翻訳予定)をご確認いただき、また是非ダウンロードしてお試しください。30日間の試用もして頂けます。

PhpStorm 2016.1へは有効なサブスクリプションをお持ちの方全員が追加費用無しにアップデートして頂けます。

The JetBrains Team
The Drive to Develop

[原文]

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IntelliJ IDEA 2016.1リリース

ついにIntelliJ IDEA 2016.1の登場です。2016年最初のリリースになります。4ヶ月でJetBrainsが達成した内容にきっと驚くことと思います。是非ダウンロードして新機能の数々を体験してみてください。このポストでは主な改善点をお知らせ致します。

IntelliJIDEA_20161_blog@2x

 

新機能

デバッガ

Evaluate ExpressionとウォッチでJavaコードをデバッグしている場合もGroovy表記が使えるようになりました。Groovyのコンパクトな表現により、特にコレクションを扱っている場合に便利です。

idea-debugger-groovy

現在のスレッドが他のスレッドによりブロックされている場合、再開することをサジェストします。

今までは再開すると他のサスペンド中のスレッド全てが再開していました。現在のスレッドのみを再開するように設定出来るようになりました。

デバッグ中のクラスファイルと、見ているソースコードに違いがある場合教えてくれるようになりました。無駄な時間、間違いを防げます。

idea-debugger-sources-mismatch

バージョン管理

Git 2.5で導入されたgit worktreeをサポートしました。リポジトリの多数のリビジョンをシンプルに扱えるようになります。

ブランチのメニューに二つのアクションが加わりました: Checkout with Rebase(リベースしてチェックアウト)とリネームです。Checkout with Rebaseを使うと個別に二つのアクションを実行するよりも早く作業が完了します。

リビジョンのマージと比較はワード単位の差異ハイライトにより見やすくなりました。idea-vcs-merge

エディタ

コードエディタにre-order method arguments、array elements、tag attributes(メソッド引数、配列要素、タグ属性の順序変更)アクションが加わりました。Alt+Ctrl(Cmd)+Shift+←または→にて移動させることができます。

スタティックメソッドや定数はクラスと同様、Alt + Enterを押すだけで自動的にインポートされるようになりました。

idea-import-static-membersAdd unambiguous imports on the fly(曖昧なインポートを自動的に追加)オプションはスタティックメソッドや定数に対しても効くようになりました。

コードエディタがRTL言語(アラビア語、ヘブライ語)をサポートしました。

idea-editor-rtl

Gradle

IDEのプロジェクトモデルはGradleに準拠するようになりました。GradeプロジェクトのソースセットはIDEにて個別のモジュールとして扱われ、個別に依存を持つことができます。これにより多くのユーザーが抱えていた問題が解決するはずです。

WARアーティファクトでは、IDEAが自動的にビルドスクリプトに定義されたEARアーティファクトより設定できるようになりました。

Java 8

Inline Method and Change Signatureアクションではプロジェクト内の関連するメソッド参照をラムダ表記に変換します。

新しいインスペクションではjava.util.Optional、ラムダ表記、そしてファンクショナルインターフェースが安全に使われているかどうかを確認してくれます。

idea-intention-6

Guavaをお使いの場合、FluentIterable、Function、Optional、そしてPredicateをJava 8 APIと置き換えてくれます。

idea-guava-quick-fixes

Kotlin

IntelliJ IDEA 2016.1はKotlin 1.0を内蔵しています。KotlinはJava 6/7/8と互換性のある言語で、AndroidやJava EEやSpringなどJavaフレームワーク、GradleやMavenなどのビルドツールと一緒にご利用いただけます。Kotlinは既存のJavaプロジェクト内で使えます。Kotlinバージョン1.0以降は後方互換性があります。

Kotlinを楽しく学習できるよう、Kotlin Educationプラグインをリリースしました。

Scala

シンボルの型、定義スコープや利用状況といった情報を使ってコード補完でより関連性の強いものが候補に挙がるようになりました。IDEAはローカル変数、パラメーター、フィールド、メソッドといった順に優先順位を付けています。型が期待される場合も考慮に入れます。

idea-scala-completion-2

また、コード補完はケースクラス内のパターンマッチステートメントのプロパティ名もサジェストします。

idea-scala-completion

JavaScript

ES6とTypeScriptサポートが強化され、Create Method、Extract Method、Inline Method、Introduce FieldのリファクタリングとMake Class Abstract、Make public/private、Remove Modifierのインテンションアクションが加わりました。また利用されていないインポートのハイライト、インポートの最適化も行われます。コード補完時にはインポートを自動的に行います。

idea-ts-inline-rename

TypeScript 1.8をサポートしました。

AngularJS 2サポートが強化されイベントとプロパティバインドのコードアシスタンス、データバインド内のコード補完を追加しました。directive、テンプレートに定義している変数、カスタムイベントハンドラ、templateUrlとstyleUrlフィールドのコードインサイトとナビゲーションも可能です。

idea-angular

AngularJS 1.5のmodule.component()メソッドヘルパを使って定義したコンポーネントも認識するようになりました。

Chromeのデバッガは非同期のクライアントサイドコードのデバッグが簡単になりました。インラインES6 arrow functionやwebとサービスワーカー内にセットしたブレークポイントで止めることが出来ます。

Spring Frameworks

SpringBootサポートが強化されYMLやbanner.txtファイル内でもコードアシスタンスが働くようになりました。@SpringApplicationConfigurationの設定はテストの実行設定にも反映されます。ユーザー定義の設定プロパティについても‘Find usages’が使えるようになりました。

idea-spring-boot

Spring MVCサポートの強化により@EnableWebMvcに対応しました。

idea-spring-mvc-controller-views

ご報告頂いた沢山の 問題を解決しています。

Thymeleaf

ユーザー定義のdialectもコードアシスタンスが働きます。またThymeleaf 3.0もサポートしました!

Android

リークしたアクティビティのプロファイルができ、またAndroid Studio 1.5で追加された新しいlintチェックも使えます。

その他

ターミナルツールウィンドウ内でCtrl(Cmd)+Fでクイックサーチを行えます。

idea-speed-search-terminal

Dockerプラグインの幾多に渡る改善により、Docker Machineがサポートされ、ツールウィンドウが独立しました。また右側のパネルでログや環境変数、ポートバインドの確認などが行えます。idea-docker

IntelliJプラットフォームはJava8に移行し、プラグインデベロッパはJava8の機能を使えるようになりました。

新しい機能や改善点について詳しくはWhat’s new ページ(後日翻訳予定)をご参照ください。

新しいバージョニング

先にアナウンスした通り、今回のバージョンより毎年のメジャーリリースではなく年に数回のリリースサイクルとなります。JetBrains Toolbox(IDE製品群)で統一したバージョン番号が付けられ、フォーマットは”YYYY.R” (YYYYは年、Rは年で何回目のリリースかを指す)となります。


JetBrains チーム
The Drive to Develop

[原文]

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Kotlin Educational プラグイン

Kotlinは習得が簡単だと常々申し上げてきました。実際簡単なのですが、言語の分かりやすさだけでなく、学習素材も重要です。この点について新しいステップを踏み出しました。Kotlin Educationalプラグインです。

Kotlin Educationは IntelliJ IDEA 2016.1用のプラグインで、名前の通りトレーニングコースを提供します。一つのコースにはいくつものタスクがあり、それぞれのタスクには空欄があり、問題解決のために皆様に穴埋めをしていってもらいます。

現在のところ、コースはひとつだけあります。有名なKotlin Koansです。すでにオンラインでも利用可能なもので、Kotlin初学者に大変人気です。オフラインバージョンのKoansもにたようなものですが、もちろんIntelliJ IDEAのリファクタリングやインテンションアクションを活用しながら学ぶことができます!

Kotlin Koansについて質問が何か質問がございましたら、Slackの#koans チャンネルへどうぞ。

P.S. あなた自身でコースを作りたい場合はメールにて直接ご連絡ください。

[原文]

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Kotlin 1.0.1 EAP!

Kotlin 1.0をリリースしてから1ヶ月になります。最初のバグフィックスアップデートを準備する間、ユーザーベースはおよそ2倍となりました。

Kotlin 1.0.1は言語(や、Kotlinプロジェクト全体)のバグフィクスやパフォーマンス改善や、ツール/インテグレーション周りの新機能をリリースする1.0.Xバージョンの最初のリリースになります。今回はIDE機能の細かな改善にとどまりますが、1.0.2以降ではもっと便利な新機能が搭載されていく予定ですので楽しみにしてください。

1.0.1の変更点

全ての変更内容についてはリリースノートをご覧ください。中でも特筆すべき数字やハイライトを以下に挙げます:

  • コンパイラ、ライブラリ、Gradleプラグインの47に渡る修正、パフォーマンス改善
  • Gradle 2.12との互換性
  • IDE機能:
    • IDEA 2016との互換性
    • Kotlin Education Plugin (IDEA 2016向け)
    • KT-9752 “Move declaration to another file”でより便利なファイルチューザー
    • KT-9697 メソッドをコンパニオンオブジェクトへ、または逆への移動
  • IDE周りの39におよぶ修正

是非EAPをお試し頂き、フィードバックを頂ければ幸いです。皆さんでKotlinをよりよいものにしていきましょう!

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