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DataGrip 2026.2: AI エージェントスキル、データソース管理用の MCP ツールと CLI コマンド、JDBC ドライバーのバンドル化、セッション管理の改善

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今年 2 番目のメジャーアップデートである DataGrip 2026.2 がリリースされました! では、その内容を見てみましょう。

AI

このリリースでは、データベース操作用の 3 つの AI エージェントスキル(database-toolsdatabase-connection-managementdatabase-text-to-sql)を導入しています。これらを組み合わせることで、AI エージェントが接続されたデータベースの探索とクエリの実行、データベース接続の構成と更新を行い、AI Chat(AI チャット)からデータベーススキーマに基づいて SQL を直接生成できるようになります。これらのスキルには対応する MCP ツールも含まれているため、追加のセットアップは必要ありません。

エージェントがデータソースの管理タスクを円滑に行えるよう、2 つの新しい MCP ツール(create_database_connectionedit_database_connection)を追加し、これらを database-connection-management スキルに組み込みました。これらの MCP ツールと新スキルを使用すれば、プロンプトで接続の詳細を提供し、チャット内のエージェントに新しいデータソースの作成を依頼したりできます。

次は CLI で AI エージェントを扱うユーザー向けの更新内容です。エージェントがデータベースに対する操作を実行する前にユーザーの同意を求め、これから何を行うか説明するようにしました。SQL クエリの可読性を向上させるため、構文がハイライトされるようになりました。

今回のリリースでは、より円滑で信頼性の高い AI 支援データベースワークフローを実現するため、以下のような多数の小規模な機能強化も施されています。

  • AI Assistant に過去の対話のクエリ結果を記憶させ、クエリを再実行しなくても追加の行をフェッチできるようにしました。
  • AI エージェントがデータベースオブジェクトを作成する際、すぐにそのオブジェクトをデータベースエクスプローラーに表示するようにしました。
  • AI エージェントのデータベースオブジェクトの解決能力を向上させました。存在しないオブジェクトとイントロスペクションが未実行のオブジェクトを区別できるようになっています。
  • AI エージェントが実行したクエリをデータソースのクエリ履歴に含めるようにし、AI が生成した SQL をユーザー自身のクエリと比較しながらレビューしやすくしました。
  • SQL クエリが失敗した際に AI エージェントが一般エラーではなく、データベースから実際のエラーメッセージを受け取るようにしました。これにより、より的確な対応を取れるようになりました。
  • list_database_connections MCP ツールでデフォルト値を持つパラメーターが指定された場合、出力スキーマエラーを返さないようにしました。

AI Chat(AI チャット)ツールウィンドウのスキーマ添付 UI も再設計し、データベース固有の MCP ツールの AI Assistant プラグインの要件をなくしました。

開始手順の円滑化

ユーザーが IDE で最初に行う手順を変更しました。従来は DataGrip の初回起動時やすべてのプロジェクトを閉じた後に表示されるWelcome(ようこそ)画面はモーダルダイアログでしたが、このバージョンでは通常の IDE のタブになりました。この画面を開いたまま IDE を使用できるようになっています。この新しいWelcome(ようこそ)タブは、default(デフォルト)プロジェクトに表示されます。

今回のリリースでは、対話型オンボーディングツアーも導入しています。このツアーでは主な UI 画面の紹介と IDE の基本機能の案内が行われます。Database Explorer(データベースエクスプローラー)ツールウィンドウ内の主な操作、データソース設定ダイアログ、クエリコンソールでのクエリ実行、クエリ結果セットの表示と操作、データベースへの変更の反映方法が解説されます。

データソース用 CLI コマンド

コマンドラインインターフェース(CLI) 上でデータソースに複数のアクションを実行できるようになりました。接続とドライバーを管理できる list および manage コマンドを導入しました。構文は次の通りです。

datagrip dataSources [options] [arguments]

このインターフェースでは、バッチ処理の手法が採用されています。つまり、アクションごとに 1 つのコマンドを実行するのではなく、複数の命令を含む JSON ファイルを渡せるということです。このツールは複数の命令を 1 回のセッションで処理して結果を JSON 形式で返すため、シェルのパイプライン処理に最適です。

接続

以下の 3 種類のセッション制御モードを用意し、クライアント(クエリコンソール、データエディターなど)間のデータベース接続セッションをどのように割り振りたいかに応じて切り替えられるようにしました。

  • Single shared session(1 つの共有セッションモード)は、1 つの接続を複数のクライアントで共有する場合に適しています。
  • Two sessions: shared and introspection(2 つのセッション: 共有とイントロスペクション)は、イントロスペクション用とそれ以外用の 2 つのセッションを作成します。
  • Dedicated sessions(専用セッション)は、クライアントごとに新しいセッションを作成します。

JDBC ドライバーのダウンロードを待たずにデータソースをすぐに作成できるようにするため、IDE には複数のドライバーを同梱しています。現在、DataGrip には以下のドライバーが含まれています。

  • Microsoft SQL Server バージョン 13.2.1
  • MongoDB バージョン 1.21
  • MySQL Connector/J バージョン 9.5.0
  • PostgreSQL バージョン 42.7.3
  • Redis バージョン 1.6

データベースのロールとウェアハウス間の切り替えも大幅に高速化されました。Snowflake で作業する際、現在のセッションの権限を変更するために SET ROLE コマンドを手動で実行したり、接続設定を探し回ったりする必要がなくなりました。クエリコンソールツールバーの新しいドロップダウンメニューにより、使用可能なロールとウェアハウスを瞬時に切り替えられます。

データの処理

グリッドセルの値をリテラル値に制限せず、SQL 式を使用して設定できるようにしました。データエディターの新しい SQL Expression (SQL 式) モードでは、NOW() などの任意の有効な SQL 式をセルに入力し、DataGrip にその結果を新しいセルの値として使用させることができます。変更を送信すると、IDE はその式を文字列としてエスケープせず、生成した UPDATE または INSERT ステートメントに直接組み込みます。

この新しいモードでは、数値列に 0x で始まる値を入力することも入力できます。SQL コマンドを実行する代わりに SQL Expression モードをオンにして値を入力するだけで、セルを更新できるようになっています。

データベースエクスプローラー

Database Explorer(データベースエクスプローラー)ツールウィンドウが空状態の場合のデザインを一新し、クイックスタートガイドで説明しているものも含め、データソース作成用のクイックアクションを提供するようにしました。

データベースの色体系を変更し、新しい統一感のある UI を使用してデータソース、データベースオブジェクト、フォルダーに色を割り当てやすくしました。カスタム色の動作が大幅に改善され、IDE のテーマがライトでもダークでもどちらにも合う色合いになりました。データソースフォルダーでもカスタム色を使用できるようになりました。データベースの色設定を見つけやすくするため、メインの IDE の Settings(設定)ダイアログの Settings(設定) | Database(データベース) | Database Explorer(データベースエクスプローラー)に移動しました。

Database Explorer(データベースエクスプローラー)で接頭辞が同じデータベースオブジェクトを個別のグループに配置できるようになりました。グループには接頭辞の名前が割り当てられます。たとえば、my_table01my_table02my_ の下にグループ化され、そのグループ内ではそれぞれの名前が table01 および table02 と表示されます。現時点で接頭辞区切り文字として処理される文字は、_-$ です。

他のフォルダーやデータソースを含むデータソースフォルダーを削除する場合は、その項目を選択し、右クリックして Drop(削除)を選択します。DataGrip は確認を求め、削除される項目のリストを表示します。

Explain Plan メニューとアクション

ユーザーからのフィードバックを受け、前回のリリースで廃止された raw 形式のアクションを復活させました。Explain Plan を raw 形式で開く場合は、Query Plan(クエリプラン)タブの左側ツールバーにある Raw ボタンをクリックしてください。Raw という内部タブが開きます。すでに raw 形式の Explain Plan が表示されている場合、このボタンは Show Tree(ツリーの表示)と表示され、Operations Tree(操作ツリー)という内部タブが開きます。Explain Plan のドロップダウンメニューに raw 形式のアクションを追加するには、Settings(設定) | Appearance & Behavior(外観 & 振る舞い) | Menus and Toolbars(メニューとツールバー) に移動し、Explain Plan を選択して Add(追加)をクリックします。

クエリファイルとコンソール

変数を使用することで、エディタータブのヘッダー内のクエリコンソール名に詳細情報を追加できるようになりました。たとえば、添付データソース、データベース、スキーマ、検索パスを追加できます。この機能を使用するには、Settings(設定)| Database(データベース)| Query Files and Consoles(クエリファイルとコンソール)の順に進みます。コンソール名に変数を追加する場合は、Template(テンプレート) フィールド内の挿入したい場所にキャレットを置き、対応する変数のボタンをクリックします。

コードエディター

コードエディター内の各クエリのすぐ横に実行時間が表示されるようになりました。クエリが実行されると、その実行時間が DataGrip 内のクエリの 1 行目に表示されます。

新しい構文、構文認識の向上、ClickHouse のクエリパラメーターや SYSTEM ステートメントなどの追加ステートメントと関数のサポート、Snowflake フローの操作、DATABASE ROLE 構文と HASH 関数などにより、ClickHouse と Snowflake の SQL サポートを大幅に拡充させました。

DataGrip 2026.2 へのアップグレードにご関心がある場合や、ご質問やご提案がある場合は、以下の参考リンクをご覧ください。

DataGrip チーム一同より

オリジナル(英語)ブログ投稿記事の作者:

Richie Mitish

Richie Mitish

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