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Air のパブリックプレビューを公開 – 26 年の経験を基に構築された開発ツールの新たな波

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Air のダウンロード – macOS バージョンを無料で提供しています。Windows および Linux バージョンは近日公開予定です。

当社はエージェント型ソフトウェア開発に対し、信念を持った楽観的かつ現実的な姿勢を貫いています。開発者ツールを 26 年間構築してきた経験を通して何を構築すべきかを明確に把握しており、エージェントによってソフトウェアの制作方法が根本的に変わることを強く確信しています。とは言え、新しい概念は検証が間に合わないほどのペースで急速に現れています。そのため、当社は無駄に刺激的なものではなく、実際に機能するものを提供したいと考えています。

コーディングエージェントを使用した開発は断片化しています。ツールごとに異なるエージェントを実行し、環境もコンテキストも異なり、コードの構造に関する理解に欠けているのが現状です。Air はこのパズルを解く上で重要なピースとなるものです。本日、その Air がパブリックプレビューとして公開されました。JetBrains AI サブスクリプション、またはエージェントプロバイダー(Anthropic を除く)と API キーの既存サブスクリプションを所有する開発者に提供されています。

単なるチャットウィンドウではない真のエージェント型開発環境

JetBrains Air はコーディングタスクを複数の AI エージェントに委任し、それらの AI エージェントを同時に実行するためのエージェント型開発環境です。Air は IDE の IntelliJ IDEA と同様に、共通の一貫したエクスペリエンスの中に基本ツールを取り入れるというアイデアに基づいて構築されています。ただし、IDE がコードエディターにツールを追加しているのに対し、Air はエージェントを中心にツールを構築しているという点が大きく異なっています。新しい開発エクスペリエンスは、ユーザーがエージェントを誘導しながら出力を微調整できるように最適化されています。

Air ではコードベース内を容易に移動できます。タスクを定義する際には特定の行、コミット、クラス、メソッド、またはその他のシンボルを指定できるため、 エージェントは貼り付けられたテキストの塊ではなく、正確なコンテキストを認識します。また、Air ではタスク完了後のレビューでコードの差分を確認するだけではなく、コードベース全体のコンテキストでの変更を確認できます。また、ターミナル、Git クライアント、組み込みプレビュー機能などの基本ツールを使用できます。 

複雑なコードベースはまだ純粋なエージェント型コーディングでは処理できませんが、 当社の 26 年の IDE 構築経験がそこで力を発揮します。Air は既存の開発ワークフローを置き換えないエージェントオーケストレーションに的を絞り、 エージェントによる開発を担います。それ以外の部分は IDE が担います。

エージェントを自由に切り替え、タスクを同時に実行

Air は初期状態で Codex、Claude Agent、Gemini、および Junie をサポートしています。AI ベンダーは互いに先を争っていますが、Air はエージェントを移行することではなく、作業の中でごく普通にプロジェクト間でエージェントを切り替えることを可能にするものです。Air はエージェントクライアントプロトコル(ACP)をサポートしており、近日中に ACP エージェントレジストリを通じて提供される他のエージェントを ACP 経由で使用できるようになる予定です。

エージェントはデフォルトではローカルで実行されますが、Docker コンテナーや Git の作業ツリーに隔離してサンドボックス化し、同時に動作させることもできます。

Air では個々のタスクに合わせて複数のウィンドウとターミナルのタブを開く必要がないため、混乱を防ぐことができます。一度に表示されるタスクは 1 つです(1 エージェントセッションということです)。別のタスクで対応が必要になった場合は通知が届くため、エージェントを動作させたままそのタスクに素早く切り替えることができます。その後、コンテナーまたは作業ツリーの変更をメインのコピーに取り込むことができます。

使い始めるには

すべてのエージェントが含まれる JetBrains AI Pro(All Products Pack および dotUltimate に同梱)または AI Ultimate のサブスクリプションをお持ちの場合は、JetBrains Account にサインインするだけで使用できます。Anthropic、OpenAI、または Google の独自 API キーを使用したい場合も、 取り込むことが可能です! Google と OpenAI の個人用サブスクリプションも使用できます。BYOK(Bring Your Own Key)を使用する場合は常に独自キーが優先され、独自キーで対応できない使用については JetBrains サブスクリプションで対応されます。エンタープライズ向けのサービスは近日中に登場予定です。

クラウド実行(隔離されたサンドボックスでのリモートエージェント実行)はテクニカルプレビュー中であり、近日中に Air ユーザーに提供される予定です。 

次のステップ: チームコラボレーション

このリリースでは個々の開発者の生産性を重視しています。同時に、これは人間とエージェントがより緊密に協働する未来に向けた一歩であると確信しています。

また、コラボレーションはエージェントの出力をレビューする時点から始まるのではなく、 それ以前のタスク自体を定義する時点から始まるという知見をエージェントとの連携から得ました。エージェントが関与する前の段階でチーム全体でタスクの改良と調整を行うことで、恩恵を得ることができます。これについては、近日中に解説したいと思います。

Air をダウンロードしてサインインし、最初のタスクに取り組みましょう。当社は皆さんからのフィードバックを募集しており、継続的に改善に活用しています。X でご連絡いただくか、または直接ご意見をお聞かせください。

オリジナル(英語)ブログ投稿記事の作者:

Nik Tkachev

Nik Tkachev

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