DataGrip 2026.1: クエリファイルの再設計、JetBrains Account 内のデータソーステンプレート、AI チャット内の AI エージェント、Explain Plan のフローの強化など!
今年最初のメジャーアップデートである DataGrip 2026.1 がリリースされました! では、その内容を見てみましょう。
クエリファイルとコンソール
このリリースでは、クエリファイルとクエリコンソールを併用するためのフローの再設計を進めています。それにより、いずれかまたは両方をタスクやワークフローに応じて使用できるようにしています。クエリファイルについては、ファイル名と場所をユーザー自身で定義して作成する新しい方法が導入されています。ファイルはデフォルトで現在のプロジェクトディレクトリ内に作成され、プロジェクトに関連付けられるようになっています。

次に、データソースにアタッチされているすべてのクエリファイルがデータベースエクスプローラーの Query Files(クエリファイル)フォルダーに表示されるようになりました。これによって操作を単純化し、データソースのコンテキストに専念しやすくしています。

UI に焦点を絞って情報量を増やすため、IDE の Settings(設定)ダイアログ内の Database(データベース)| Query Execution(クエリの実行) | Query Files(クエリファイル)にいくつかの表示設定を実装しました。それらの設定を使用すると、必要な場所でクエリファイルの情報を確実に得ることができます。

AI
AI Chat(AI チャット)ツールウィンドウで AI Assistant とチャットする際に提案されるコードスニペットからファイルを作成できます。以前は作成されたファイルにデータソースがアタッチされず、SQL ダイアレクトが定義されませんでした。このアップデートでは作業中のデータベースに関するコンテキストを提供した場合、DataGrip が自動的に指定されたデータソースをアタッチして新しいファイルの SQL ダイアレクトを設定するようになりました。また、データソースがすでにアタッチされている SQL ファイルについて AI Assistant に質問した場合、IDE は同じデータソースを新たに作成されたファイルにアタッチします。

さらに、AI Chat(AI チャット)ツールウィンドウで AI エージェントを操作できるようになりました。現在、DataGrip では Claude Agent、および Codex がサポートされています。そのため、タスクに関して特定のエージェントの支援が必要な場合、IDE 内で直接そのエージェントを使用することができます。

また、MCP サーバー用にデータベース固有の機能が実装されました。この機能強化により、組み込みの AI エージェントとサードパーティツールがより体系的にデータベースと連携できるようになっています。たとえば、SQL クエリの実行とそのキャンセルが可能になったほか、接続構成の取得とそのテストも行えるようになっています。また、セキュリティを確保するため、データとスキーマのアクセスに関する 4 段階のユーザー同意をデフォルトで必須にしました。
接続
データソーステンプレートを作成することで、データソース設定を再利用できるようになりました。このテンプレートは Data Source and Drivers(データソースとドライバー)ダイアログの General(一般)と Advanced(高度)タブの設定(データベースの資格情報以外)を含んでおり、JetBrains Account に保管されます。アカウントにサインインしている別の IDE でデータソース設定を再利用する場合は、単にテンプレートを使用するだけで済みます。Data Sources and Drivers(データソースとドライバー)ダイアログの Data Source Templates(データソーステンプレート)タブでテンプレートのリストを開き、必要なテンプレートを選択し、そのテンプレートからデータソースを作成するだけです。

PostgreSQL 18 のサポートも追加しました。このサポートの対象には、RETURNING 句の OLD と NEW の結果値、PRIMARY KEY と UNIQUE 制約の WITHOUT OVERLAPS、および新たに導入された他のキーワードとコマンドが含まれています。
最後に付け加えますが、Data Sources and Drivers(データソースとドライバー)ダイアログの General(一般)タブにもいくつかの改善が導入されています。まず、Data Sources(データソース)、Drivers(ドライバー)、およびその他のセクションを左側に表示されるメインのタブに変更しました。次に、Comment(コメント)フィールドをデフォルトで非表示にし、Add Comment(コメントの追加)をクリックしてコメントを追加した場合にのみ表示されるようにしました。ドライバーがダウンロードされていない場合に Driver(ドライバー)ドロップダウンに通知が表示され、ドロップダウンの横に Download(ダウンロード)ボタンが表示されるようになりました。また、Connection type(接続タイプ)で使用できるオプションが 3 つ未満の場合はオプションがタブ形式で表示されるようになりました。さらに、このタブから Create DDL Mapping(DDL マッピングの作成)ボタンが削除されました。

Explain Plan の UI と UX の改善
Services(サービス)ツールウィンドウでクエリ実行プランを扱うタブの情報量を増やしました。このタブの名前が Query Plan(クエリプラン)に変更され、Total Cost(合計コスト)と Startup Cost(開始コスト)のフレームグラフを表示するサブタブが含まれるようになりました。

プランを含む Operations Tree(操作ツリー)タブでは、各行の詳細な情報がタブの右側の独立したパネルに表示されるようになっています。セルの 1 つにテーブル名が含まれる場合、テーブルのクイックドキュメントをポップアップ表示できます。

コードエディター
ラベル逆参照の解決インスペクションを抑止しやすくなりました。そのためのオプションがインテンションアクションのリストに追加されています。このオプションは、Enable option “Suppress for back label references”(「ラベルの逆参照を抑止する」オプションの有効化)インテンションアクションで切り替えられます。

コードチャンクをより簡単に実行できるようになりました。DataGrip がコードチャンクを適切に解析していない場合でも同様です。コードチャンクを選択して右クリックし、Execute Selection as Single Statement(選択範囲を単一ステートメントとして実行)を選択するだけで実行できます。

コードエディターも改良され、キャレットの新しい動作アニメーションモードである Snappy と Gliding が追加されました。これらのモードによって入力が容易になり、より快適になることを願っています。最初に挙げた Snappy モードは、各種のアニメーションが人によって感じ方が違うことを考慮して開発されました。
もう一つの Gliding モードは、他の一般的なテキストエディターで見られるアニメーションに似ています。
データの処理
Microsoft SQL Server 向けに JSON インデックスのサポートを導入しました。このインデックスはコード生成で処理できるほか、Create(作成)および Modify(変更)ダイアログでも使用できます。

また、Show Geo Viewer(Geo ビューアーの表示)ボタンをツールバーに移動し、見つけやすくしました。

ファイルの操作
このアップデートでは、Delete(削除)アクションの動作を選択できるようになりました。IDE ではファイルをごみ箱に移動するか、完全に削除することができます。この動作を定義するには、IDE の Settings(設定)ダイアログを開き、Appearance & Behavior(外観 & 振る舞い)| System Settings(システム設定)に移動し、Move files to the bin instead of deleting permanently(ファイルを完全に削除せずにごみ箱に移動する)設定を切り替えます。この設定はデフォルトで有効になっています。

DataGrip 2026.1 へのアップグレードにご関心がある場合や、ご質問やご提案がある場合は、以下の参考リンクをご覧ください。
- DataGrip 2026.1 のダウンロード
- すべての改善点については、新機能ページをご覧ください。
- X でお問い合わせいただけます。
- 課題トラッカーでバグをご報告いただけます。
DataGrip チーム一同より
オリジナル(英語)ブログ投稿記事の作者: