TeamCity Platform
TeamCity 2018.1リリース:改良されたKotlin DSL、読み取り専用サーバー、新しいDockerランナー、バンドルされたS3統合
TeamCity 2018.1に関してのニュースです。 このバージョンでは、Kotlin DSLに大幅な改善、改良が施され、Dockerサポート、アーティファクト格納用のAmazon S3とのネイティブ統合、および高可用構成を実現しています。
EAP(アーリアクセスプログラム)ですでに体験済の方もいらっしゃるかもしれませんが、以下に新機能を簡単に説明いたします:
新TeamCity Kotlin DSL
- シンプル。 DSL形式がよりシンプルで読みやすくなりました。 もうuuidやプロジェクトIDはありません。
- シングルファイル。 1つの settings.ktsファイルのみで、プロジェクト設定を記述することができるようになりました。
- ポータブル。 DSLスクリプトはサーバーとプロジェクトに依存しなくなりました。
- URLから作成。 TeamCityをsettings.ktsファイルでリポジトリにポイントするだけで、プロジェクトをスピンアップして、コードで記述されているように構成をビルドします。
High-Availability設定
新しい読み取り専用サーバーモードを使用して、高可用性のTeamCityインストールをセットアップできます。 読み取り専用サーバーはデータベースとデータディレクトリにアクセスし、メインサーバーが利用できなくなった場合は、すべてのリクエストを受け入れ、ビルド、アーティファクトなどへの読み取りアクセスを許可します。
改良されたDockerサポート
- Dockerラッパーは、.NET CLIとPowerShellランナーをサポートするようになり、Dockerコンテナ内でそれらのビルドステップを実行できるようになりました。
- ビルド、プッシュ、およびその他のDockerコマンドは、古いDockerビルドランナーと置き換えられた、新しいDockerランナーで直接利用できます。
Amazon S3アーティファクトストレージ
S3からのアーティファクトの保存、アップロード、ダウンロード、および削除は、ネイティブ統合され、TeamCity UIで行うことができるようになりました。
このリリースにはさらに多くの新機能があります!設定の強制(Enforced Settings)、テンプレートの改善、信頼できるSSL証明書のアップロード機能、およびUIの更新などです。 機能の詳細な説明は、当社のドキュメントのWhat’s newセクションをご参照ください。
新しいバージョンをインストールする前にUpgrade Notesを確認し、問題があった場合、お気軽にYouTrackで報告、またはフォーラム でご質問ください。
Happy building!
[原文] Original text in English is written by Yegor Naumov
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