IntelliJ IDEA 2018.1 EAP: Gitの部分コミットなど
IntelliJ IDEA 2018.1 EAPの最新ビルドをリリースしました。サイトからダウンロードするか、Toolbox Appよりアップデートしてください。
IntelliJ IDEA 2018.1ではついにGitの部分コミット(git add -p)をサポートしました。選択した部分だけをコミットし、他をスキップすることができます。
コミットダイアログのdiffビューにてコミットしたい部分にチェックを入れてください。
さらに、変更箇所を 別のチェンジリストにひも付けて別のタイミングでまとめてコミットすることも可能です。別のチェンジリストに移動するにはdiffペインで右クリックしてください。
別の方法として、エディタのガターエリアをクリックすればチェンジリストを選択したり新しいチェンジリストを作ったりできます。
近々Gitの部分コミットについては別のブログポストを公開する予定ですのでお待ちくださいませ。
新しいIntelliJ IDEA 2018.1 EAPではローカルの変更をディレクトリ、モジュール、リポジトリ別にグループ化して表示することができます。Version ControlツールウィンドウのLocal ChangesタブのGroup byアイコンより選択できます。これまではディレクトリとモジュールで同時にグループ化することしか出来ませんでした。今回より全部、または一部のみ、必要な形でグループ化できます。もちろんリポジトリでグループ化するのはプロジェクトで2つ以上のルートが設定されている場合のみ可能です。
Postfix code completionの改善
IntelliJ IDEA 2018.1ではPostfix code completionに改善が施され、カスタムpostfix Java templatesをPreferences | Editor | General | Postfix Completionより定義出来るようになりました。
自分で作成したり、リネームしたり、デフォルトで定義されているものを編集したり出来ます。
また新しい.argポストフィックスコンプリーションでは、オブジェクトをメソッドコールでラップすることが出来ます。
バンドルのKotlinプラグインはv1.2.30-eap-16へアップデートされました。
詳しくはリリースノートをご覧ください。
新しい機能を便利に感じていただければ幸いです。是非お試しの上discussion forum、iYouTrack、twitterへご意見を寄せて頂ければ幸いです。
Happy Developing!
[原文]