JetBrains Rider パブリックEAPリリース

1月にProject Riderを発表いたしました。3月にはプライベートEAP(Early Access Program)を開始しましたが、ついにどなたもRider EAPをお試し頂けるようになりました!

Rider splash screen

プライベートEAPの間、すばらしいフィードバックを頂きました。Riderの開発はリリースに向けて順調に進んでいます。まだ機能全ての実装が完了したわけではなく荒削りな部分もありますが、JetBrains内外で既にRiderを通常の開発に利用している方が多くおります。皆様も是非お試しの上この素晴らしい製品を体験してください。もちろん問題があればYouTrackへ報告したりコメントを残したり 、Twitter(@JetBrainsJP)へお知らせください。

忙しい方向けのまとめ

RiderのパブリックEAPをこちらからダウンロードして頂けます

Riderのホームページはこちら課題一覧はこちらです。サバイバルガイドをご覧になり、既知の問題や回避方法をご確認ください。

Rider #とは?

Riderはクロスプラットフォームのフル.NET IDEで、IntelliJプラットフォームとReSharperがベースになっています。フロントエンドユーザーインターフェースはWebStormやIntelliJ IDEAと同じく定評のIntelliJプラットフォーム上に構築されています。Windows、Linux、Macをサポートしており、エンジン部分はReSharperが別プロセスで動いています。

これは大変調整のとれたアーキテクチャで、IntelliJとReSharperが先進のIDE機能を提供しつつ、ReSharperが個別プロセスで動くため、VisualStudioをリソースやメモリを共有する状態から解き放たれます。

Rider

機能

RiderパブリックEAPには何が含まれているでしょうか?

Riderは言語機能を提供するためにReSharperを使っており、JetBrainsのゴールはReSharperの機能を極力バージョン1.0で提供することです。ReSharperは12年かけて開発してきた製品で、その機能は膨大です。

幸いなことに、Riderで提供する機能の多くは大変素早く実装できます。Riderは既にReSharperのリッチなナビゲーション、利用箇所の検索、自動・スマートなインポート補完、ReSharperの2200を超えるインスペクションの多くと、1000を超えるコンテクストアクションとクイックフィックス、ユニットテストサポート、ソリューションワイドの検索を提供しています。

Code completion popup

もちろんRiderはIDEで、フルIDE機能を実装せねばなりません。これはReSharperが提供していないビルド、デバッグ、プロジェクト管理(ソリューション、リファレンス、NuGet等など) といった機能も含みます。

Riderの提供する機能を挙げるのはきりがありませんので、いくつかの異なるシナリオ – .NET Framework、.NET Core、Xamarin、Unity をベースに説明させてください。

.NET デベロッパ

Riderは標準.NETフレームワークまたはMonoプロジェクトをサポートします。Visual Studio .slnと、MSBuildベースのプロジェクト(.csprojなど)を読み込めます。

ソリューション読み込みプロセスは独自に持っていますので、素早く開けるのをご確認頂けます。また、プロジェクトファイルを外部で編集しても、Riderはほぼ感知出来ないくらい素早く自動的に変更を読み込んでくれます。

ソリューションエクスプローラで右クリックすればリファレンスを確認できます。また新規に実装されたNuGetウィンドウを使ってNuGetパッケージを検索したり更新したりできます。伝統的にこの機能はVisual Studio提供してきましたが、JetBrainsならではの実装はもちろん結果をキャッシュしたり、バックグラウンドで更新したりしますのでそのスピードを是非お楽しみください。

NuGet tool window

またRiderはビルド、実行、デバッグをサポートします。プロジェクトはMSBuild、またはMonoでクロスプラットフォーム開発していればXBuildでビルドできます。実行とデバッグはIntelliJのパワフルな基盤がベースになっています。(ReSharperにも似た機能があります)。

Run設定ではプロジェクトを起動するための設定を好きなだけ指定できます。Riderは数多くの.NET向け起動テンプレートを用意しており、独自の起動設定、.NET Coreの起動設定なども用意です。

さらに、Riderはデバッグ実行設定も可能です。.NET Framework、Mono、.NET Coreのいずれもサポートします。RiderはIntelliJの定番のデバッガUIを使っていますので、お馴染みのコールスタックビュー、ローカルや変数ウォッチも可能です。Riderは例外ブレークや、インストラクションでのブレークポイントもサポートします。

Debug configuration dialog open with debugger running

ユニットテストサポートなしにIDEは完成しません。RiderはxUnit.net、NUnitの実行とデバッグをお馴染みのUIでサポートします。アイコンがエディタに表示され、Alt+Enterメニューから実行やデバッグができ、テスト実行はツリー形式で表示されます。テストをダブルクリックすればコードへジャンプでき、スタックトレースももちろんクリック可能です。

Unit test icon in the editor

新しいIDEへの以降が不安でもご安心ください。getting startedウィザードがRiderの設定を手助けしてくれます。ウィザードではVisual Studioライク、またはReSharperライク、またはIntelliJ IDEAライクなキーマップから選択したり、オススメのプラグインを簡単に選んだり出来ます。

Keymaps getting started page

.NET Coreデベロッパ

Riderは.NET Core プロジェクトもサポートします。既存の.jsonフォーマットのプロジェクトを読み込んだり、プロジェクトウィザードからテンプレートを選んで新規に作ったり出来ます。

New project dialog

もちろん、クロスプラットフォームですのでMacでもLinuxでもターゲットとして.NET Coreを選択できますし、WindowsでもMacでもLinuxでも必要な機能は一揃いあります。

.NET Coreプロジェクトを開く戸、Riderは自動的に全てのNuGetパッケージを復元し、パッケージをフラットなリストではなく依存ツリーとして表示します。一度ロードが完了すれば、Riderは伝統的な.NETフレームワークプロジェクトと同じくコード補完、ナビゲーション、リファクタリング、インスペクションといったリッチなIDE機能を提供します。

リファレンスを追加するのはプロジェクトの.jsonファイルを編集(もちろんコード補完が働きます)し、保存するだけです。Riderはプロジェクトファイルに記載されたパッケージを自動的に反映します。ターゲットフレームワークはステータースバーより簡単に選択できます。

Target framework switcher

また、.cshtmlファイルはTag Helpers、コード補完、利用箇所の検索、リファクタリングといった機能付きでASP.NET Coreをサポートします。

CSHTML tag helper completion

もちろんRiderは.NET Coreプロジェクトをビルド、実行、デバッグできます。が、リファレンスの追加、デバッグとユニットテストには既知の問題を回避するためのコツ(サバイバルガイド)が必要な場合がありますので注意してください。

最後に、Riderは.NET Coreのユニットテストを実行・デバッグすることができます・・・概ね。まだこの機能は完成しているとはいえず、全てのケースで動くわけではありません。例えば非Windowsの.NET Framworkプロジェクトなどはまだサポートしていません。しかしながら現在のところxUnit.netとNUnitをサポートしており、複数のフレームワークをターゲットとするプロジェクトを全てサポートする予定です。改めて、サバイバルガイドは参照しておいてください。

Test runner

UnityとXamarinデベロッパ

既存のReSharperの機能、並びにIDEとしての基本機能を実現することが目下の焦点になりますが、JetBrainsはRiderをUnity3DXamarinソリューションを開発するためのベストなIDEにもしたいと考えています。

Riderに置けるXamarinサポートはまだ未実装ですが、 ReSharperには既にXamarinのXAML編集機能などがあり、今後対応していく予定です。

Unityサポートは幾分進んでいます。まず Unity3dRider pluginをプロジェクトに追加することでUnityエディタとしてプロジェクトを開いたり、C#ファイルを開いたり、エラーメッセージを表示したりできます(将来的にはUnity自体にこの機能を追加出来ればと考えています)。詳しくはこちらのインストラクションをご覧ください。これについてはもう少し詳しく近々ブログにてご紹介する予定です。

続いて、Riderでプロジェクトを開いたらUnity固有の機能も働きます。RiderにはReSharper Unity pluginが付属しており(はい、Riderはプラグインもサポートします!)、自動的にサポートC#言語レベルを設定したり(もうC# 4コードでC# 6の提案がなされることはありません!)、Unityメッセージメソッドを自動的に挿入したりできます。詳しくはプラグインのreadmeをご覧ください。

Auto completing Unity message methods

さらに、RiderはUnityプロジェクトのデバッグもできます。Run → Attach to local processメニューは、Unityのプロセスも含め、アタッチしてデバッグ可能ものを一覧表示します。

Attach to Unity process to debug

IntelliJプラットフォーム機能

Riderは数多くのIntelliJプラットフォーム由来の機能をそのまま継承しています。REST テストクライアントや、リッチなVCSクライアント、数多くの命を救ってきたローカルヒストリーもRiderでお使い頂けます。

RiderはDataGripのリッチなデータベースツールも内蔵しています。つまり.sqlファイルを開けばスマートなコード補完、リアルタイム解析、クイックフィックスといった機能をMySQL、PostgreSQL、SQL Server、Oracleを含むほとんどのデータベースでご利用いただけます。SQLを実行した結果は表形式で確認でき、データベースをリファクタリングすることすら出来ます。

Rider showing database tooling

またIntelliJのリッチなプラグインエコシステムに触れない訳にもいきません。プラグインSDKはまだ開発中ですが、Riderは既にIntelliJとReSharperのプラグインをサポートしています。つまりRiderはVIM editing modeを含む既存のIntelliJプラグイン資産を活用できます。Riderで現在利用可能なプラグインについてはプラグインリポジトリをご参照ください。

IntelliJプラットフォームがRiderでいかに活用されているか、ビデオも是非ご確認ください。

なぜRiderを使うべきなのか?

ここまでの説明で、長年にわたるIntelliJやReSharperの資産を活かしてRiderがフルIDEとして誕生したのかをご理解いただけたかと存じます。まだ正式版ではありませんが、既に多大な機能を実装しています。

.NET開発に最適なIDEとなることを目標としています。機能豊富かつキビキビと動作することが重要です。またフルIDEを自社提供することで、NuGetのとてつもなく高速な検索を初めとする様々な領域でイノベーションをもたらすことが出来ます。

しかしながら、簡単な答えはまずご自身でダウンロードしてお試しくださいということになります。お手持ちのソリューションやプロジェクトで、いかにうまく動作するかご確認ください。

また、RiderはReSharperのコードベースから成っていることを覚えていてください。RiderはReSharperです。片方の製品で導入された新機能はもう片方でも利用できます。つまり我々は選択肢を提供します。Riderがしっくり来るようであれば素晴らしいことですし、Visual Studioを好むようであればこれまで通りReSharperをご活用ください。

最後になりますが、このプロジェクトはコードネーム”Project Rider”として始め、後に正式名称を決めることになっていました。Riderという名前は気に入っており、正式名称はJetBrains Riderとなります!

是非Rider EAPビルドをダウンロードして頂くか、Toolboxでインストールしてみてください。

[原文]

Posted in Rider, お知らせ | Leave a comment

PhpStorm 2016.3 リリース!

今年3番目のメジャーリリースとなるPhpStorm 2016.3登場です!詳しくは PhpStormのサイトをご覧ください。

 

PhpStorm 2016.3の目玉は以下の通りです:

フレームワーク、ツールなど: リモートインタプリタとしてDockerをサポート、PHPSpecテストフレームワークサポート、PHPUnit・Behat・PHPSpecの自動検出と設定、複数プロジェクトを1ウィンドウで開けるように

PHP言語と編集: 変数やパラメータのセマンティックハイライト、オーバーライドされたメソッドとフィールドをvarキーワードなしに補完、PSR-0/PSR-4サポートの改善

コードクオリティアナリシス: プロジェクトワイドなPHP 7 strict type、新しい命名規約インスペクション、改善されたランタイムエラー回避

PHP関連の修正内容はYouTrackをご覧ください。また、修正箇所の一覧はプラットフォームのリリースノートをご覧ください。

PhpStorm 2016.3は最新のFlow、改善されたTypeScriptサポート、PostCSSサポート、Stylelint等、最新のWebテクノロジをサポートしています。

IntelliJプラットフォームから、数多くのバグフィクスは改善がもたらされています。VCSの改善によりVCSログはより見やすくなり、マージダイアログ、diffビューにおけるシンタックスハイライトはよりフレンドリになり、Git remoteの管理もしやすくなりました。

データベースツールは大きく改善され、複数のセルをまとめて更新することが出来るようになり、 mysqldump や pg_dump ユーティリティとも連携します。

より詳しくはWhat’s New in PhpStorm 2016.3をご覧になるかダウンロードしてお試しください。(30日の無償試用可能)

PhpStorm 2016.3はサブスクリプションが有効な方々は全員追加費用無しにご利用頂けます。

PhpStormチーム
The Drive to Develop

[原文]

Posted in PhpStorm | Leave a comment

PyCharm 2016.3 リリース

PyCharm 2016.3をリリースいたしました。こちらからダウンロードしていただけます。

PyCharm 2016.3をより良いIDEにするため、以下の機能を実現させました:

  • Djangoサポートの強化
  • Pythonコンソールを改良
  • Python 3.6のフルサポート
  • VCSサポートの強化
  • 変数エクスプローラーの改良
  • カバレッジおよびプロファイリングツールのアップグレード
  • さらに沢山の機能はこちらをご覧ください

11月30日 15:00(16:00ヨーロッパ、午前10時東部)、我々はアドボゲートエンジニアのポール・エベリットによるPyCharmの新機能紹介のオンラインセミナーを予定しています。 ここからサインアップしてください

2015年10月以前にPyCharmライセンスをご購入の方には、キャンペーンが適用されますのでこれを機会に新バージョンへアップグレードをご検討ください。年内に新しいサブスクリプションモデルに切り替えて頂くと40%オフとなります。このキャンペーンは年内まで有効です。 

PyCharmが最高のPython IDEであり続けられるよう、PyCharmをより良くするアイディアがございましたら、是非YouTrackへフィードバックをいただければ幸いです。

-PyCharm チーム

[原文]

Posted in PyCharm, お知らせ | Leave a comment

WebStorm 2016.3 リリース: Flowサポート、TypeScriptサポート、React Native appsのデバッグ対応、 Stylelint(CSS)に対応など

2016年3回目のWebStormのアップデートです。新機能がたくさん詰まったWebStorm 2016.3を試してください。

Webだけではなく、モバイル制作においてもスムースな作業ができるよう、過去4ヶ月、JetBrainsはES、TypeScript、Flowに対するサポートを改善し、より多くの機能をIDEに追加させるために努めました。

WebStorm 2016.3の新機能について詳しくはこちらのページをご確認いただくか、以下のビデオをご覧ください。

この中から、注目するべき機能はこちら

  • Flowに対応: エディタ内で型エラーを指摘、Flowベースのコード補完
  • React Nativeに対応: コード補完、WebStorm上でアプリの実行とデバッグ
  • TypeScriptの対応改善: TypeScriptの言語機能を活用したより正確なコード補完や解析; 継承関係を考慮したスマートなリネームリファクタリング
  • ES6へ移行するためのインスペクションやクイックフィックス、Convert to class(クラスへ変換)インテンション

他に注目すべきアップデートは、Stylelintのサポート、PostCSSのプラグイン経由でのサポート、Protractorによる動作及びテストとデバッグ 、Node.jsアプリのDocker上での実行・デバッグ、ES6サポートの強化による分割代入(Destructuring assignment)の対応、等。

 

 

40off2x2015年11月よりも前にお買い上げのWebStormライセンスをお持ちの方は新しいサブスクリプションモデルへ40%オフで移行していただけます。このキャンペーンは年内に限り有効ですのでお早めにどうぞ!

JetBrains WebStorm チーム

[原文]

Posted in WebStorm, お知らせ | Leave a comment

JetBrains Toolboxがリリースされました!

JetBrains Toolboxアプリケーションが公式にバージョン1.0をリリースしたことをお祝いしてください!

コーディングはクリエイティブな作業なので、私たちJetBrainsは「フロー状態」にいるときこそが最高の状態だ、と考えています。私たちの製品すべて、この原則にしたがってデザインされています。そのため、定期的にプロダクトのアップデートをダウンロードしたりインストールしたりすることは、あなたがそんなにやりたいことではないでしょう。

そこでToolboxアプリケーションを導入してください! JetBrainsツールを今までよりも楽しく使うことができる、ささやかですが、気の利いたアプリケーションです。これは、ワンストップのコントロールパネルの一種で、JetBrainsのツール、インストール、アップデート、そしてプロジェクトさえも管理するのを手伝ってくれるようにと設計されています。

JetBrains Toolbox App

このアプリケーションはアルファ版が5月25日に公開されましたが、そのときから今まで皆さまからたくさんの有益なフィードバックをいただき、またご好評をいただいております。このアプリケーションがバージョン1.0のリリースのためにより良いものとなる助けになってきました。皆さまのご厚意とご支援に感謝します! それではToolboxアプリケーションでどんなことができるのか見てみましょう:

  • それぞれのIDEに対してのインストール、アップデート、削除、前のバージョンへのロールバック
  • Early Access Program (EAP) への簡単なアクセス
  • JetBrains Account のインテグレーション
  • すべてのプロジェクトをひとつの場所で
  • GitHub インテグレーション
  • そしてその他のささやかな機能

もし既にToolboxアプリケーションをインストールされていれば、バージョン1.0をインストールするために’Check for updates’のUIを見てみてください。試してみたいのであれば、ウェブページ Toolbox App web-page からダウンロードしてください。

皆様がどんなことを考え、そしてどの機能が皆さまにとって有用であるかを是非知りたいと思っています。この記事へのコメント、YouTrack、あるいは @jetbrainsjp までお寄せください。

Toolboxアプリケーションチームより

[原文]

Posted in お知らせ | Leave a comment

2016年11月22日(火) JetBrains Nightを開催します #jbnight

jbnight2016

実に3年ぶりとなるJetBrains Nightの開催です。
JetBrains NightはJetBrains製品の最新情報やベストプラクティスについて直接情報交換ができる場です。

IntelliJ IDEA、PhpStorm、ReSharperをはじめとするJetBrainsのツールはその生産性の高さから日々注目を集めています。
日本市場でのJetBrains製品の盛り上がりを受けて、JetBrainsのメンバーが来日いたします。

既にJetBrains製品をご利用中の方も、これから使ってみたいという方もお気軽にご参加ください。
皆さまの参加をお待ちしております。

無料でご参加いただけますが、事前にお申し込みいただく必要がございます。
以下のサイトよりお申し込みくださいませ。
https://www.jetbrains.com/languages/jp/jetbrains-night-2016/

会場を快くご提供くださいましたYahoo! Japan様に御礼申し上げます。

Posted in お知らせ | Leave a comment

IntelliJベースIDE v2016.1と古いバージョンのセキュリティアップデート

IntelliJプラットフォームベースのIDEについて重要なアップデートをリリースいたしました。このアップデートは重大なセキュリティ脆弱性を修正しています。脆弱性は過去のバージョンにも存在するため、パッチもリリースしております。

この脆弱性を突いて攻撃した事例についての報告は受けておりませんが、可能な限り早くアップデートして頂くことを強く推奨いたします。

詳しくは以下にご説明いたします。

内蔵Webサーバの脆弱性

クロスサイトリクエストフォージェリー(CSRF)により攻撃者が悪意のあるWebページを使い、ユーザーの同意なしにローカルファイルシステムへ アクセスすることを許可します。

インターナルRPCの脆弱性

不必要に寛大なCORS(Cross-Origin Resource Sharing)設定により、攻撃者は悪意のあるWebサイトを使うことで様々なインターナルAPIエンドポイントを利用することができ、IDEで保存しているデータにアクセスしたり、IDEバージョンといったメタデータを収集したり、プロジェクトを開いたりできます。

この脆弱性を報告頂き、緊密に協力してくださったJordan Milne、この修正にあたり完璧なコラボレーションを発揮してくださったGoogleのAndroid Studioチームに感謝いたします。

アップデート方法

IDEの‘Check for Updates’よりアップデートするか、www.jetbrains.comより最新版をダウンロードしてください。過去のバージョンをお使いの方は以下のリンクを参考にしてください。

FAQ

Q: どの製品/バージョンがアップデートされましたか?
A: IntelliJプラットフォームベースの全ての製品に影響があります。以下の表でアップデートをリリースした最低のバージョンを示します。以下の表にあるバージョンまたはそれ以降のバージョンをお使いの場合はアップデートの必要があります。

製品 アップデートのあるバージョン(ビルド番号)
AppCode 2.1 (129.772)
CLion 1.0 (141.353)
DataGrip 1.0 (143.1410.7)
IntelliJ IDEA 12.1 (129.161)
MPS 3.0 (129.350)
PhpStorm 6.0 (129.291)
PyCharm 2.7 (125.57)
PyCharm Edu 1.0 (139.280)
Rider Private EAP builds prior to build 144.5342
RubyMine 5.4 (129.241)
WebStorm 6.0 (127.68)

Q: より以前のバージョンも危険ですか?
A: 上記の表に記載されているものより以前のバージョンについて、同様の脆弱製については確認しておりません。内蔵Webサーバは2012年12月に導入され、RPCの脆弱製は過去のバージョンには存在しません。依然、古いバージョンには脆弱製のある可能性がありますので3年以上前にリリースされたIDEをお使いの場合はアップグレードしていただくことをおすすめいたします。

Q: 影響のない製品はありますか?
A: ReSharper、ReSharper C++、dotCover、dotMemory、dotTrace、dotPeek、TeamCity、YouTrack、Upsurge、Hubは影響がないため、今回のセキュリティアップデート対象ではありません。

Q: パッチではなく、製品を丸ごとインストールしたいのですが、どこでダウンロードできますか?
A: 以下に、過去のバージョンをダウンロードできるページのリンクを示します。2016年5月10日以降にリリースされたものはセキュリティアップデートを含みます。

Q: 最新版をダウンロードできません。どうすればよいですか?
A: どういう問題がありダウンロードできないのか、こちらにお知らせください。

Q: I’m building an IDE on IntelliJ Platform. What should I do?
A: Please check out the latest source code from the branch you are currently using and rebuild your product. For more details please contact security@jetbrains.com or the partner team at busdev@jetbrains.com for any questions or concerns.

Q: JetBrains製ではないIntelliJプラットフォームベースのIDEを利用しています。どうすれば良いですか?
A: IntelliJプラットフォームベースのIDEをリリースしているパートナーには連絡しております。Android Studio 1.5.xと2.xはすでにアップデートがリリースされております。ほかのIDEについては各ベンダにコンタクトしてください。その他の質問はこちらへお願い致します。

Q: IntelliJプラットフォームのプラグインを開発していますが、プラグインをアップデートする必要はありますか?
A: いいえ。プラグインは影響がありません。

Q: 今後脆弱製が見つかった際、通知を受けたいです。
A: セキュリティ速報をこちらより購読していただけます: www.jetbrains.com/security/subscribe

追記: OS Xをご利用でアップデート後に起動できない場合はOS X 10.11へアップデートする、Java 1.6をインストール(IDEがJava 1.6を使うわけではありませんが、インストールすることでこの問題を回避できます)、キーボード設定のカスタムキーボードレイアウト設定(~/Library/Keyboard Layouts)がある場合は無効化、のいずれかで回避してください。[回避方法について記載されたオリジナル英語記事]

JetBrains Team
The Drive to Develop

[原文]

Posted in お知らせ | Leave a comment

Javaチャンピオンは無償でIntelliJ IDEA Ultimateをお使い頂けます

本日よりJavaチャンピオンの方は簡単な確認をするだけでIntelliJ IDEA Ultimateを無料で取得して頂けます。何年にも渡ってJetBrainsはJavaチャンピオンの方々と仕事上の関係にとどまらず、個人的にも知り合う機会が多くございました。継続的にIntelliJ IDEAやIntelliJプラットフォームベース製品のフィードバックを沢山頂いております。そこで感謝の気持ちをIntelliJ IDEA Ultimateの提供をもって表せればと考えております。

現在Javaチャンピオンの方々はhttps://www.jetbrains.com/shop/eform/javaChampionよりお申し込みいただけます。java.netのリンクを必ず含めてください。

Java Champions - Apply Now for Free IntelliJ IDEA Ultimate License

IntelliJ IDEA UltimateはJavaチャンピオン以外にも、オープンソースプロジェクト学生や教員クラスルーム環境でお使いになる教授やトレーナーに対して無償で提供しております(IDEA以外の製品も含みます)。

[原文]

Posted in お知らせ | Leave a comment

CLionユーザーにアザラシが届きます!

CLion 2016.1がリリースされ、歓迎されておりますが、少数ながらもスプラッシュスクリーンからアシカ(sea lion)が消えたことにがっかりしたという声も頂戴しております。

このフィードバックに真摯に受け止め、IDEを起動する間スプラッシュスクリーンで5〜10秒だけお見せするのでは十分にご満足いただけないことに気がつきました。そこで単にスプラッシュスクリーンでお見せするのではなく実際の生物をご覧頂くのがベストだとの結論に達しました。

月曜日よりCLionサブスクリプションをお買いあげ頂くとIDEのサブスクリプション期間中、海洋生物もお飼いあげ頂けるようになります。海洋生物は以下の中からお好きな生物をご選択いただけます。

  • アザラシ
  • ゾウアザラシ
  • アシカ
  • イルカ
  • カワウソ

動物たちはエサや医薬品が必要ですので、実際に飼う代わりに一緒に遊んであげたり、エサやりをしたり、お掃除をしてあげたり、必要に応じて病気のお世話をしてあげましょう。CLionは保護中の動物たちについてスプラッシュスクリーンで毎回お知らせをします。
clion_seelion_2016_1

動物たちは世界各国の海洋哺乳動物センターや国立公園で保護されています。CLionは保護されている動物たちの正確な位置とストーリーをお伝えし、動物たちに会う機会を提供します。定期的な写真やビデオのアップデートをお楽しみください。

法人のお客様向けには現地へのショートツアーのご案内も予定しております。

CLion チーム

[原文]

Posted in CLion | Leave a comment

フィードバックヘルパー Monty 1.0 リリース

コードレビューで一番難しいのは平易かつ有用なフィードバックを提供することです。明確で、的を射ていて、コードレビューを戦場にしてしまわないようなフィードバックです。ツールを通じてデベロッパは変更箇所を可視化したり、理解を進めたり、プロジェクトへの影響を図ったりしますし、問題をより簡単かつ素早く見つけることが出来ます。しかしながら問題箇所にコメントする際、最適な単語を見つけることを手助けしてくれるツールはありません。ありませんでした、これまでは。

そこでMontyの登場です。MontyはUpsourceのプラグインで、不適切で不明確なコードレビューコメントを大幅に減らすことができ、コードレビューのディスカッションの生産性をより高めます。チームで全く新しいレベルのコラボレーションが出来るようになるでしょう。

このプラグインをインストールしたら、プロジェクト設定の“Feedback analysis”を有効化するだけでお使いいただけます。

乱暴、不明瞭、または何かしら問題のあるコメントをタイプしたらMontyはその問題をハイライトして修正を勧めてくれます。
monty1

Montyはささいなコミュニケーション問題も手助けしてくれます。
monty2

深刻な場合Montyはコメント追加ボタンを無効化します。
monty4

チーム内のコミュニケーションを改善したいですか?プラグインを今すぐダウンロードしてください!
質問、問題、新機能の提案などございましたらお気軽にフィードバックをお寄せください。可能であればMontyでご確認の上・・・😉

The Upsource Team

[原文]

Posted in Upsource | Leave a comment