Kotlin 1.1 リリース – JavaScriptサポート、コルーチン(coroutine)等々

本日Kotlin 1.1をリリースいたしました。これはKotlinの大きな前進になります。

Kotlin 1.1

Kotlin 1.1の新機能

Kotlin 1.1には数多くの言語機能の改善が含まれています。JavaScriptサポートとコルーチンは中でも大きなハイライトになります。他はタイプエイリアスbound callable referenceslambdaのdestructuringにも注目してください。新しい機能の一覧はWhat’s new ページよりご確認いただけます。(実行可能なサンプルコードを是非お試しください!)。

JavaScriptサポート

Kotlinは真のフルスタック言語となることを目指しています 。Kotlin 1.1をもって言語の全機能はJVM / Android並びにJavaScriptで動作するようになりました。(JavaScriptでReflectionはご利用いただけませんが、動作するよう計画はしています。)つまり、Webアプリケーションは全てKotlinで書くことができるようになったということです。JetBrains内ではすでに知見を蓄積しつつあります。Kotlinでフルスタックを書くことについて、チュートリアルなどの資料を今後公開していく予定です。

Kotlin for JavaScriptはダイナミックタイプによって「ネイティブのJavaScript」と相互運用が可能です。またDefinitelyTyped のタイプヘッダを使って著名なライブラリを型安全に利用できます。

詳しくはドキュメント(英語)をご覧ください。

コルーチン(Coroutines)

Kotilnのコルーチンを使うとノンブロッキングで非同期なコードを、プレーンで同期的なコードと同じくらいストレートに表現することが出来ます。

非同期プログラミングは大きな注目を集めていますが、ただひとつノンブロッキングコードへの移行を難しくしているのはそれがシステムに無視できない複雑さをもたらしてしまうことです。Kotlinはバージョン1.1でコルーチンを第一級市民として取り扱い、関数のサスペンドを可能にすることでこの複雑さを抑制します。コンピュテーションの表現である関数(またはラムダ)はスレッドをブロックすることなくサスペンドさせることができ、またあとで再開させられます。

技術的にはコルーチンはライトウェイトな協調マルチタスキング(ファイバーと非常に良く似ており、起動と維持、サスペンドコストがほぼかかりません)で、簡単に組み立て、カスタマイズが可能です。

JetBrainsはフレキシビリティを最大化するようコルーチンを設計しており、言語としてはわずかな仕様だけで、大部分はライブラリとして実現されています。kotlinx.coroutinesプロジェクトはRx、CompletableFuture、NIO、JavaFx、Swingを基盤としたライブラリを提供しています。似たようなライブラリはAndroidやJavaScript向けにも書けます。C#のasync/await、Pythonのgenerators/yield、Goのchannels/selectといった機能もKotlinのライブラリとして表現できます。:

詳しくはドキュメント(英語)をご覧ください。

重要なお知らせ: Kotlinのコルーチンは様々なメリットをもたらしますが、とても新しいデザインですのでとりわけ100%正しくて完成していると確信をもたらすに十分なテストが必要です。よってこの機能は実験的な機能としてオプトインフラグ(-Xcoroutines=enable)で有効化される形になっています。大幅な言語仕様の変更はない見込みですが、Kotlin 1.2で幾分APIの調整が入る可能性はあります。

ツールセット

Kotlin 1.1はKotlinのツールセットにおいてメジャーリリースではありません。ツール機能が言語のリリース自体に影響を与えるべきではないと考えております。Kolin 1.0.xからは主に:

  • メジャーIDE向けのKotlinプラグイン: IntelliJ IDEA、Android Studio、Eclipse、そしてNetBeans
  • IntelliJ IDEAとGradleでインクリメンタルコンパイル
  • Spring、JPA、Mockitoのコンパイラプラグイン(クラスをopenにして、引数無しコンストラクタを生成)
  • kaptのアノテーションプロセッシング
  • AndroidプロジェクトのLintサポート
  • 数多くのIDEインテンション、インスペクション、クイックフィクス、リファクタリング、コード補完改善

もちろん今後バージョン1.1.xに向けてツールは引き続き改善して参ります。

Kotlinの最初の1年: 採用実績とコミュニティ

端的に申し上げて、Kotlinは成長しています。過去1年で、16万人を超える方々がKotlinを利用しているのを確認してきました。Githubのオープンソースプロジェクトは合計240万行からおよそ4倍にあたる1000万行へと拡大しました。Slackコミュニティは1400名から4倍以上にあたる5700名へ増えました。コミュニティ手動のミートアップやユーザーグループは世界中で開催されています。またKotlinの書籍やオンラインコースもたくさん出版、公開されています。

Kotlin GitHub Stats

Kotlinはサーバサイドと同じくAndroidデベロッパにも人気で、概ねデベロッパ比率は1:1ほどになります。Spring Framework 5.0は Kotlineサポート実装し、vert.x 3.4Gradle 、TeamCityもKotlinをビルドスクリプトとして利用しています。Kotlinを使った他のプロジェクトはkotlin.linkでご確認いただけます。

Amazon Web ServicesPinterestCourseraNetflixUberSquareTrelloBasecampをはじめとする数多くの有名企業もKotlinを使っていることで知られています。Goldman Sachs、Wells Fargo、J.P. Morgan、Deutsche Bank、UBS, HSBC、BNP Paribas、Société Généraleといった有名金融企業が開発している分散台帳であるCordaはコードベースの90%超がKotlinで書かれています。

JetBrainsはKotlinを利用し、Kotlinにコントリビュートし、Kotlinを広めてくださる皆様を歓迎いたします。皆様の支援があってのKotlinです!

次のステップ

Kotlinを真のフルスタック言語とするため、同じコードをマルチプラットフォームにコンパイルできるようツールを整備していきます。これによりクアイアントとサーバ両方で試算を共有できるようになります。JetBrainsはJavaScriptツールとライブラリサポートを引き続き改善して参ります。JavaScript向けのインクリメンタルコンパイルはすでに実装済です。今後1.1.xのアップデートもお楽しみに!

Java 9のリリースが近いですが、Java 9の新機能のサポートもリリース前に提供予定です。

また、当面コルーチンについてのフィードバックをたくさんいただけるものと期待しています。この領域においてパフォーマンス面と機能面の改善がトッププライオリティに位置づけられています。

そして、次のリリースは主にメンテナンス、パフォーマンス改善、バグフィクスに焦点が当てられます。

追記: マルチプラットフォーム化はKotlinの戦略的な方針です。バージョン1.1よりサーバ、デスクトップ、Android端末、ブラウザで動作するようになりました。将来的にはKotlinをネイティブコードにコンパイルしてさらに多くのプラットフォーム(たとえばiOSや組み込みデバイスも含みます)で動くようにしたいと考えています。。JetBrainsの優秀なエンジニア達はこの作業にあたっており、近々面白いものをご覧に入れられる予定です。なおネイティブ化について現在のところ具体的なリリース予定は決まっていません。

インストール方法

いつも通り、try.kotlinlang.orgを使ってオンラインでKotlinを試すことが出来ます。

新しいAPIリファレンスはこちらで、動作を確認しながらご覧いただけます。

互換性: Kotlin 1.1で言語と標準ライブラリは後方互換です。1.0でコンパイルできて、動作していたものは1.1でも引き続き動作します。大きなプロジェクトで慎重にアップデートしたい場合は新機能を無効化するコンパイラスイッチがありますのでご確認ください。 こちらによくある落とし穴について説明しています。

Maven/Gradle: 標準ライブラリのバージョン番号として 1.1.0 を使ってください

IntelliJ IDEA: 2017.1 はKotlin 1.1をバンドルしています。以前のバージョンで使いたい場合はKotlinプラグインをバージョン1.1にアップデートしてください。

Android Studio: Plugin Managerからプラグインをインストール、アップデートしてください。

Eclipse: Marketplaceよりプラグインをインストールしてください。

コマンドラインコンパイラGithub リリースページよりダウンロードできます

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Gogland – JetBrains発の新しいGo IDEのお知らせ

3年前、JetBrainsはgo-lang-idea-pluginに貢献するという戦略的な決断をいたしました。これはIntelliJプラットフォーム向けのオープンソースのGo言語用プラグインを開発するプロジェクトです。3年に渡る弊社の合計3千を超えるコミットによりプラグイン品質は底上げされ、より安定し拡張性の高く、機能豊富なものへと磨き上げていくことができたと確信しています。

ここ一年間、プラグインのユニークユーザー数を追跡してきましたが、月間アクティブユーザーは倍増して3万人となりました。この事実と、多くのユーザーによるIntelliJライクなGoコーディング体験は提供されないのかというリクエストを踏まえ、半年前に弊社はgo-lang-idea-pluginをフォークし、弊社独自のGo IDEをリリースするという決断に至りました。今ではGoツールサポートと開発体験全般の改善専門のチームを結成しております。

本日、IntelliJファミリーの新しいGo IDEであるGoglandを発表いたします。Goglandは目下活発に開発中で、今日からプライベートEAP(Early Access Program)を開始します。Goglandのアーリーアダプタとなるチャンスです!

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Goglandについて詳しくは公式Webサイトをご覧ください。また、FAQ(英語)もあわせてご覧ください。

Goglandのアーリービルドにアクセスするにはこちらよりお申し込みください。

なお、Goglandはコードネームで、最終的な製品名ではございません。素敵な名前を思い付いた方は是非ともお知らせくださいませ!

Gogland IDEチーム
https://www.jetbrains.com/go/

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JetBrains Rider パブリックEAPリリース

1月にProject Riderを発表いたしました。3月にはプライベートEAP(Early Access Program)を開始しましたが、ついにどなたもRider EAPをお試し頂けるようになりました!

Rider splash screen

プライベートEAPの間、すばらしいフィードバックを頂きました。Riderの開発はリリースに向けて順調に進んでいます。まだ機能全ての実装が完了したわけではなく荒削りな部分もありますが、JetBrains内外で既にRiderを通常の開発に利用している方が多くおります。皆様も是非お試しの上この素晴らしい製品を体験してください。もちろん問題があればYouTrackへ報告したりコメントを残したり 、Twitter(@JetBrainsJP)へお知らせください。

忙しい方向けのまとめ

RiderのパブリックEAPをこちらからダウンロードして頂けます

Riderのホームページはこちら課題一覧はこちらです。サバイバルガイドをご覧になり、既知の問題や回避方法をご確認ください。

Rider #とは?

Riderはクロスプラットフォームのフル.NET IDEで、IntelliJプラットフォームとReSharperがベースになっています。フロントエンドユーザーインターフェースはWebStormやIntelliJ IDEAと同じく定評のIntelliJプラットフォーム上に構築されています。Windows、Linux、Macをサポートしており、エンジン部分はReSharperが別プロセスで動いています。

これは大変調整のとれたアーキテクチャで、IntelliJとReSharperが先進のIDE機能を提供しつつ、ReSharperが個別プロセスで動くため、VisualStudioをリソースやメモリを共有する状態から解き放たれます。

Rider

機能

RiderパブリックEAPには何が含まれているでしょうか?

Riderは言語機能を提供するためにReSharperを使っており、JetBrainsのゴールはReSharperの機能を極力バージョン1.0で提供することです。ReSharperは12年かけて開発してきた製品で、その機能は膨大です。

幸いなことに、Riderで提供する機能の多くは大変素早く実装できます。Riderは既にReSharperのリッチなナビゲーション、利用箇所の検索、自動・スマートなインポート補完、ReSharperの2200を超えるインスペクションの多くと、1000を超えるコンテクストアクションとクイックフィックス、ユニットテストサポート、ソリューションワイドの検索を提供しています。

Code completion popup

もちろんRiderはIDEで、フルIDE機能を実装せねばなりません。これはReSharperが提供していないビルド、デバッグ、プロジェクト管理(ソリューション、リファレンス、NuGet等など) といった機能も含みます。

Riderの提供する機能を挙げるのはきりがありませんので、いくつかの異なるシナリオ – .NET Framework、.NET Core、Xamarin、Unity をベースに説明させてください。

.NET デベロッパ

Riderは標準.NETフレームワークまたはMonoプロジェクトをサポートします。Visual Studio .slnと、MSBuildベースのプロジェクト(.csprojなど)を読み込めます。

ソリューション読み込みプロセスは独自に持っていますので、素早く開けるのをご確認頂けます。また、プロジェクトファイルを外部で編集しても、Riderはほぼ感知出来ないくらい素早く自動的に変更を読み込んでくれます。

ソリューションエクスプローラで右クリックすればリファレンスを確認できます。また新規に実装されたNuGetウィンドウを使ってNuGetパッケージを検索したり更新したりできます。伝統的にこの機能はVisual Studio提供してきましたが、JetBrainsならではの実装はもちろん結果をキャッシュしたり、バックグラウンドで更新したりしますのでそのスピードを是非お楽しみください。

NuGet tool window

またRiderはビルド、実行、デバッグをサポートします。プロジェクトはMSBuild、またはMonoでクロスプラットフォーム開発していればXBuildでビルドできます。実行とデバッグはIntelliJのパワフルな基盤がベースになっています。(ReSharperにも似た機能があります)。

Run設定ではプロジェクトを起動するための設定を好きなだけ指定できます。Riderは数多くの.NET向け起動テンプレートを用意しており、独自の起動設定、.NET Coreの起動設定なども用意です。

さらに、Riderはデバッグ実行設定も可能です。.NET Framework、Mono、.NET Coreのいずれもサポートします。RiderはIntelliJの定番のデバッガUIを使っていますので、お馴染みのコールスタックビュー、ローカルや変数ウォッチも可能です。Riderは例外ブレークや、インストラクションでのブレークポイントもサポートします。

Debug configuration dialog open with debugger running

ユニットテストサポートなしにIDEは完成しません。RiderはxUnit.net、NUnitの実行とデバッグをお馴染みのUIでサポートします。アイコンがエディタに表示され、Alt+Enterメニューから実行やデバッグができ、テスト実行はツリー形式で表示されます。テストをダブルクリックすればコードへジャンプでき、スタックトレースももちろんクリック可能です。

Unit test icon in the editor

新しいIDEへの以降が不安でもご安心ください。getting startedウィザードがRiderの設定を手助けしてくれます。ウィザードではVisual Studioライク、またはReSharperライク、またはIntelliJ IDEAライクなキーマップから選択したり、オススメのプラグインを簡単に選んだり出来ます。

Keymaps getting started page

.NET Coreデベロッパ

Riderは.NET Core プロジェクトもサポートします。既存の.jsonフォーマットのプロジェクトを読み込んだり、プロジェクトウィザードからテンプレートを選んで新規に作ったり出来ます。

New project dialog

もちろん、クロスプラットフォームですのでMacでもLinuxでもターゲットとして.NET Coreを選択できますし、WindowsでもMacでもLinuxでも必要な機能は一揃いあります。

.NET Coreプロジェクトを開く戸、Riderは自動的に全てのNuGetパッケージを復元し、パッケージをフラットなリストではなく依存ツリーとして表示します。一度ロードが完了すれば、Riderは伝統的な.NETフレームワークプロジェクトと同じくコード補完、ナビゲーション、リファクタリング、インスペクションといったリッチなIDE機能を提供します。

リファレンスを追加するのはプロジェクトの.jsonファイルを編集(もちろんコード補完が働きます)し、保存するだけです。Riderはプロジェクトファイルに記載されたパッケージを自動的に反映します。ターゲットフレームワークはステータースバーより簡単に選択できます。

Target framework switcher

また、.cshtmlファイルはTag Helpers、コード補完、利用箇所の検索、リファクタリングといった機能付きでASP.NET Coreをサポートします。

CSHTML tag helper completion

もちろんRiderは.NET Coreプロジェクトをビルド、実行、デバッグできます。が、リファレンスの追加、デバッグとユニットテストには既知の問題を回避するためのコツ(サバイバルガイド)が必要な場合がありますので注意してください。

最後に、Riderは.NET Coreのユニットテストを実行・デバッグすることができます・・・概ね。まだこの機能は完成しているとはいえず、全てのケースで動くわけではありません。例えば非Windowsの.NET Framworkプロジェクトなどはまだサポートしていません。しかしながら現在のところxUnit.netとNUnitをサポートしており、複数のフレームワークをターゲットとするプロジェクトを全てサポートする予定です。改めて、サバイバルガイドは参照しておいてください。

Test runner

UnityとXamarinデベロッパ

既存のReSharperの機能、並びにIDEとしての基本機能を実現することが目下の焦点になりますが、JetBrainsはRiderをUnity3DXamarinソリューションを開発するためのベストなIDEにもしたいと考えています。

Riderに置けるXamarinサポートはまだ未実装ですが、 ReSharperには既にXamarinのXAML編集機能などがあり、今後対応していく予定です。

Unityサポートは幾分進んでいます。まず Unity3dRider pluginをプロジェクトに追加することでUnityエディタとしてプロジェクトを開いたり、C#ファイルを開いたり、エラーメッセージを表示したりできます(将来的にはUnity自体にこの機能を追加出来ればと考えています)。詳しくはこちらのインストラクションをご覧ください。これについてはもう少し詳しく近々ブログにてご紹介する予定です。

続いて、Riderでプロジェクトを開いたらUnity固有の機能も働きます。RiderにはReSharper Unity pluginが付属しており(はい、Riderはプラグインもサポートします!)、自動的にサポートC#言語レベルを設定したり(もうC# 4コードでC# 6の提案がなされることはありません!)、Unityメッセージメソッドを自動的に挿入したりできます。詳しくはプラグインのreadmeをご覧ください。

Auto completing Unity message methods

さらに、RiderはUnityプロジェクトのデバッグもできます。Run → Attach to local processメニューは、Unityのプロセスも含め、アタッチしてデバッグ可能ものを一覧表示します。

Attach to Unity process to debug

IntelliJプラットフォーム機能

Riderは数多くのIntelliJプラットフォーム由来の機能をそのまま継承しています。REST テストクライアントや、リッチなVCSクライアント、数多くの命を救ってきたローカルヒストリーもRiderでお使い頂けます。

RiderはDataGripのリッチなデータベースツールも内蔵しています。つまり.sqlファイルを開けばスマートなコード補完、リアルタイム解析、クイックフィックスといった機能をMySQL、PostgreSQL、SQL Server、Oracleを含むほとんどのデータベースでご利用いただけます。SQLを実行した結果は表形式で確認でき、データベースをリファクタリングすることすら出来ます。

Rider showing database tooling

またIntelliJのリッチなプラグインエコシステムに触れない訳にもいきません。プラグインSDKはまだ開発中ですが、Riderは既にIntelliJとReSharperのプラグインをサポートしています。つまりRiderはVIM editing modeを含む既存のIntelliJプラグイン資産を活用できます。Riderで現在利用可能なプラグインについてはプラグインリポジトリをご参照ください。

IntelliJプラットフォームがRiderでいかに活用されているか、ビデオも是非ご確認ください。

なぜRiderを使うべきなのか?

ここまでの説明で、長年にわたるIntelliJやReSharperの資産を活かしてRiderがフルIDEとして誕生したのかをご理解いただけたかと存じます。まだ正式版ではありませんが、既に多大な機能を実装しています。

.NET開発に最適なIDEとなることを目標としています。機能豊富かつキビキビと動作することが重要です。またフルIDEを自社提供することで、NuGetのとてつもなく高速な検索を初めとする様々な領域でイノベーションをもたらすことが出来ます。

しかしながら、簡単な答えはまずご自身でダウンロードしてお試しくださいということになります。お手持ちのソリューションやプロジェクトで、いかにうまく動作するかご確認ください。

また、RiderはReSharperのコードベースから成っていることを覚えていてください。RiderはReSharperです。片方の製品で導入された新機能はもう片方でも利用できます。つまり我々は選択肢を提供します。Riderがしっくり来るようであれば素晴らしいことですし、Visual Studioを好むようであればこれまで通りReSharperをご活用ください。

最後になりますが、このプロジェクトはコードネーム”Project Rider”として始め、後に正式名称を決めることになっていました。Riderという名前は気に入っており、正式名称はJetBrains Riderとなります!

是非Rider EAPビルドをダウンロードして頂くか、Toolboxでインストールしてみてください。

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PhpStorm 2016.3 リリース!

今年3番目のメジャーリリースとなるPhpStorm 2016.3登場です!詳しくは PhpStormのサイトをご覧ください。

 

PhpStorm 2016.3の目玉は以下の通りです:

フレームワーク、ツールなど: リモートインタプリタとしてDockerをサポート、PHPSpecテストフレームワークサポート、PHPUnit・Behat・PHPSpecの自動検出と設定、複数プロジェクトを1ウィンドウで開けるように

PHP言語と編集: 変数やパラメータのセマンティックハイライト、オーバーライドされたメソッドとフィールドをvarキーワードなしに補完、PSR-0/PSR-4サポートの改善

コードクオリティアナリシス: プロジェクトワイドなPHP 7 strict type、新しい命名規約インスペクション、改善されたランタイムエラー回避

PHP関連の修正内容はYouTrackをご覧ください。また、修正箇所の一覧はプラットフォームのリリースノートをご覧ください。

PhpStorm 2016.3は最新のFlow、改善されたTypeScriptサポート、PostCSSサポート、Stylelint等、最新のWebテクノロジをサポートしています。

IntelliJプラットフォームから、数多くのバグフィクスは改善がもたらされています。VCSの改善によりVCSログはより見やすくなり、マージダイアログ、diffビューにおけるシンタックスハイライトはよりフレンドリになり、Git remoteの管理もしやすくなりました。

データベースツールは大きく改善され、複数のセルをまとめて更新することが出来るようになり、 mysqldump や pg_dump ユーティリティとも連携します。

より詳しくはWhat’s New in PhpStorm 2016.3をご覧になるかダウンロードしてお試しください。(30日の無償試用可能)

PhpStorm 2016.3はサブスクリプションが有効な方々は全員追加費用無しにご利用頂けます。

PhpStormチーム
The Drive to Develop

[原文]

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PyCharm 2016.3 リリース

PyCharm 2016.3をリリースいたしました。こちらからダウンロードしていただけます。

PyCharm 2016.3をより良いIDEにするため、以下の機能を実現させました:

  • Djangoサポートの強化
  • Pythonコンソールを改良
  • Python 3.6のフルサポート
  • VCSサポートの強化
  • 変数エクスプローラーの改良
  • カバレッジおよびプロファイリングツールのアップグレード
  • さらに沢山の機能はこちらをご覧ください

11月30日 15:00(16:00ヨーロッパ、午前10時東部)、我々はアドボゲートエンジニアのポール・エベリットによるPyCharmの新機能紹介のオンラインセミナーを予定しています。 ここからサインアップしてください

2015年10月以前にPyCharmライセンスをご購入の方には、キャンペーンが適用されますのでこれを機会に新バージョンへアップグレードをご検討ください。年内に新しいサブスクリプションモデルに切り替えて頂くと40%オフとなります。このキャンペーンは年内まで有効です。 

PyCharmが最高のPython IDEであり続けられるよう、PyCharmをより良くするアイディアがございましたら、是非YouTrackへフィードバックをいただければ幸いです。

-PyCharm チーム

[原文]

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WebStorm 2016.3 リリース: Flowサポート、TypeScriptサポート、React Native appsのデバッグ対応、 Stylelint(CSS)に対応など

2016年3回目のWebStormのアップデートです。新機能がたくさん詰まったWebStorm 2016.3を試してください。

Webだけではなく、モバイル制作においてもスムースな作業ができるよう、過去4ヶ月、JetBrainsはES、TypeScript、Flowに対するサポートを改善し、より多くの機能をIDEに追加させるために努めました。

WebStorm 2016.3の新機能について詳しくはこちらのページをご確認いただくか、以下のビデオをご覧ください。

この中から、注目するべき機能はこちら

  • Flowに対応: エディタ内で型エラーを指摘、Flowベースのコード補完
  • React Nativeに対応: コード補完、WebStorm上でアプリの実行とデバッグ
  • TypeScriptの対応改善: TypeScriptの言語機能を活用したより正確なコード補完や解析; 継承関係を考慮したスマートなリネームリファクタリング
  • ES6へ移行するためのインスペクションやクイックフィックス、Convert to class(クラスへ変換)インテンション

他に注目すべきアップデートは、Stylelintのサポート、PostCSSのプラグイン経由でのサポート、Protractorによる動作及びテストとデバッグ 、Node.jsアプリのDocker上での実行・デバッグ、ES6サポートの強化による分割代入(Destructuring assignment)の対応、等。

 

 

40off2x2015年11月よりも前にお買い上げのWebStormライセンスをお持ちの方は新しいサブスクリプションモデルへ40%オフで移行していただけます。このキャンペーンは年内に限り有効ですのでお早めにどうぞ!

JetBrains WebStorm チーム

[原文]

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JetBrains Toolboxがリリースされました!

JetBrains Toolboxアプリケーションが公式にバージョン1.0をリリースしたことをお祝いしてください!

コーディングはクリエイティブな作業なので、私たちJetBrainsは「フロー状態」にいるときこそが最高の状態だ、と考えています。私たちの製品すべて、この原則にしたがってデザインされています。そのため、定期的にプロダクトのアップデートをダウンロードしたりインストールしたりすることは、あなたがそんなにやりたいことではないでしょう。

そこでToolboxアプリケーションを導入してください! JetBrainsツールを今までよりも楽しく使うことができる、ささやかですが、気の利いたアプリケーションです。これは、ワンストップのコントロールパネルの一種で、JetBrainsのツール、インストール、アップデート、そしてプロジェクトさえも管理するのを手伝ってくれるようにと設計されています。

JetBrains Toolbox App

このアプリケーションはアルファ版が5月25日に公開されましたが、そのときから今まで皆さまからたくさんの有益なフィードバックをいただき、またご好評をいただいております。このアプリケーションがバージョン1.0のリリースのためにより良いものとなる助けになってきました。皆さまのご厚意とご支援に感謝します! それではToolboxアプリケーションでどんなことができるのか見てみましょう:

  • それぞれのIDEに対してのインストール、アップデート、削除、前のバージョンへのロールバック
  • Early Access Program (EAP) への簡単なアクセス
  • JetBrains Account のインテグレーション
  • すべてのプロジェクトをひとつの場所で
  • GitHub インテグレーション
  • そしてその他のささやかな機能

もし既にToolboxアプリケーションをインストールされていれば、バージョン1.0をインストールするために’Check for updates’のUIを見てみてください。試してみたいのであれば、ウェブページ Toolbox App web-page からダウンロードしてください。

皆様がどんなことを考え、そしてどの機能が皆さまにとって有用であるかを是非知りたいと思っています。この記事へのコメント、YouTrack、あるいは @jetbrainsjp までお寄せください。

Toolboxアプリケーションチームより

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2016年11月22日(火) JetBrains Nightを開催します #jbnight

jbnight2016

実に3年ぶりとなるJetBrains Nightの開催です。
JetBrains NightはJetBrains製品の最新情報やベストプラクティスについて直接情報交換ができる場です。

IntelliJ IDEA、PhpStorm、ReSharperをはじめとするJetBrainsのツールはその生産性の高さから日々注目を集めています。
日本市場でのJetBrains製品の盛り上がりを受けて、JetBrainsのメンバーが来日いたします。

既にJetBrains製品をご利用中の方も、これから使ってみたいという方もお気軽にご参加ください。
皆さまの参加をお待ちしております。

無料でご参加いただけますが、事前にお申し込みいただく必要がございます。
以下のサイトよりお申し込みくださいませ。
https://www.jetbrains.com/languages/jp/jetbrains-night-2016/

会場を快くご提供くださいましたYahoo! Japan様に御礼申し上げます。

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IntelliJベースIDE v2016.1と古いバージョンのセキュリティアップデート

IntelliJプラットフォームベースのIDEについて重要なアップデートをリリースいたしました。このアップデートは重大なセキュリティ脆弱性を修正しています。脆弱性は過去のバージョンにも存在するため、パッチもリリースしております。

この脆弱性を突いて攻撃した事例についての報告は受けておりませんが、可能な限り早くアップデートして頂くことを強く推奨いたします。

詳しくは以下にご説明いたします。

内蔵Webサーバの脆弱性

クロスサイトリクエストフォージェリー(CSRF)により攻撃者が悪意のあるWebページを使い、ユーザーの同意なしにローカルファイルシステムへ アクセスすることを許可します。

インターナルRPCの脆弱性

不必要に寛大なCORS(Cross-Origin Resource Sharing)設定により、攻撃者は悪意のあるWebサイトを使うことで様々なインターナルAPIエンドポイントを利用することができ、IDEで保存しているデータにアクセスしたり、IDEバージョンといったメタデータを収集したり、プロジェクトを開いたりできます。

この脆弱性を報告頂き、緊密に協力してくださったJordan Milne、この修正にあたり完璧なコラボレーションを発揮してくださったGoogleのAndroid Studioチームに感謝いたします。

アップデート方法

IDEの‘Check for Updates’よりアップデートするか、www.jetbrains.comより最新版をダウンロードしてください。過去のバージョンをお使いの方は以下のリンクを参考にしてください。

FAQ

Q: どの製品/バージョンがアップデートされましたか?
A: IntelliJプラットフォームベースの全ての製品に影響があります。以下の表でアップデートをリリースした最低のバージョンを示します。以下の表にあるバージョンまたはそれ以降のバージョンをお使いの場合はアップデートの必要があります。

製品 アップデートのあるバージョン(ビルド番号)
AppCode 2.1 (129.772)
CLion 1.0 (141.353)
DataGrip 1.0 (143.1410.7)
IntelliJ IDEA 12.1 (129.161)
MPS 3.0 (129.350)
PhpStorm 6.0 (129.291)
PyCharm 2.7 (125.57)
PyCharm Edu 1.0 (139.280)
Rider Private EAP builds prior to build 144.5342
RubyMine 5.4 (129.241)
WebStorm 6.0 (127.68)

Q: より以前のバージョンも危険ですか?
A: 上記の表に記載されているものより以前のバージョンについて、同様の脆弱製については確認しておりません。内蔵Webサーバは2012年12月に導入され、RPCの脆弱製は過去のバージョンには存在しません。依然、古いバージョンには脆弱製のある可能性がありますので3年以上前にリリースされたIDEをお使いの場合はアップグレードしていただくことをおすすめいたします。

Q: 影響のない製品はありますか?
A: ReSharper、ReSharper C++、dotCover、dotMemory、dotTrace、dotPeek、TeamCity、YouTrack、Upsurge、Hubは影響がないため、今回のセキュリティアップデート対象ではありません。

Q: パッチではなく、製品を丸ごとインストールしたいのですが、どこでダウンロードできますか?
A: 以下に、過去のバージョンをダウンロードできるページのリンクを示します。2016年5月10日以降にリリースされたものはセキュリティアップデートを含みます。

Q: 最新版をダウンロードできません。どうすればよいですか?
A: どういう問題がありダウンロードできないのか、こちらにお知らせください。

Q: I’m building an IDE on IntelliJ Platform. What should I do?
A: Please check out the latest source code from the branch you are currently using and rebuild your product. For more details please contact security@jetbrains.com or the partner team at busdev@jetbrains.com for any questions or concerns.

Q: JetBrains製ではないIntelliJプラットフォームベースのIDEを利用しています。どうすれば良いですか?
A: IntelliJプラットフォームベースのIDEをリリースしているパートナーには連絡しております。Android Studio 1.5.xと2.xはすでにアップデートがリリースされております。ほかのIDEについては各ベンダにコンタクトしてください。その他の質問はこちらへお願い致します。

Q: IntelliJプラットフォームのプラグインを開発していますが、プラグインをアップデートする必要はありますか?
A: いいえ。プラグインは影響がありません。

Q: 今後脆弱製が見つかった際、通知を受けたいです。
A: セキュリティ速報をこちらより購読していただけます: www.jetbrains.com/security/subscribe

追記: OS Xをご利用でアップデート後に起動できない場合はOS X 10.11へアップデートする、Java 1.6をインストール(IDEがJava 1.6を使うわけではありませんが、インストールすることでこの問題を回避できます)、キーボード設定のカスタムキーボードレイアウト設定(~/Library/Keyboard Layouts)がある場合は無効化、のいずれかで回避してください。[回避方法について記載されたオリジナル英語記事]

JetBrains Team
The Drive to Develop

[原文]

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Javaチャンピオンは無償でIntelliJ IDEA Ultimateをお使い頂けます

本日よりJavaチャンピオンの方は簡単な確認をするだけでIntelliJ IDEA Ultimateを無料で取得して頂けます。何年にも渡ってJetBrainsはJavaチャンピオンの方々と仕事上の関係にとどまらず、個人的にも知り合う機会が多くございました。継続的にIntelliJ IDEAやIntelliJプラットフォームベース製品のフィードバックを沢山頂いております。そこで感謝の気持ちをIntelliJ IDEA Ultimateの提供をもって表せればと考えております。

現在Javaチャンピオンの方々はhttps://www.jetbrains.com/shop/eform/javaChampionよりお申し込みいただけます。java.netのリンクを必ず含めてください。

Java Champions - Apply Now for Free IntelliJ IDEA Ultimate License

IntelliJ IDEA UltimateはJavaチャンピオン以外にも、オープンソースプロジェクト学生や教員クラスルーム環境でお使いになる教授やトレーナーに対して無償で提供しております(IDEA以外の製品も含みます)。

[原文]

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