Monthly Archives: October 2018

Kotlin 1.3リリース – コルーチン、Kotlin/Nativeベータ

Kotlin 1.3リリースです。もちろんビルドツール、ライブラリ、学習素材も同時リリースです。 JetBrainsはすべてのデベロッパーとって、あらゆる規模かつすべてのプラットフォームで優れたツールになるように、Kotlinの開発に取り組んでいます。 Kotlin 1.3では、コルーチンが進化して安定し、ノンブロッキングコードの読み書きが簡単になりました。 スケーラブルなアプリケーション開発がこれまでになく容易になりました。このリリースでは、KotlinコードをNativeバイナリに直接コンパイルするKotlin/Native ベータも導入されています。 Kotlinのマルチプラットフォーム機能は、サポートされているすべてのプラットフォームをカバーするようになりました。そのため、AndroidやiOSアプリなどのコンポーネント間でビジネスロジックを共有できます。 サーバーアプリケーションのロジックをWebやモバイルクライアントと共有でき、マルチプラットフォームライブラリにより、日々のタスクを簡単に移植できます。 1.3の主な機能を紹介する一連のウェブセミナーを開催します。こちらから登録できます。 コミュニティーとエコシステム Kotlinは今年前例がないほど採用率が伸びています。 2018年1月以降、約150万のユーザーがKotlinコードを書きました。この数字は昨年の2倍以上に増えました。 StackOverflowでのトレンドと私たちのパブリックSlackでのトレンドも非常に励みになります。 私たちはKotlinコミュニティにサポートいただき、感謝しております! Kotlin周辺のエコシステムが成長し、成熟しているのを嬉しく思います。 Kotlinは、Google Cloud Platform、Spring Framework、Gradle の友人であり、またもちろん、Androidのファーストクラスサポートは言うまでもございません。 オープンソースコミュニティは、RxKotlin、mockito-kotlin、TornadoFX、Kodein、ΛRROW などの優れたライブラリを作成しています。 また、SquareのOkio やLibreOffice のようなプロジェクトは、Kotlinに移行しているか、そうする予定です。 ぜひ皆さん、素晴らしいアイデアやプロジェクトとともにKotlinエコシステムにご参加ください。 JetBrains以外の多くの方々に、pullリクエスト、バグレポート、そしてあらゆる種類のフィードバックで、Kotlin 1.3にご貢献いただきました。 皆様のご協力に本当に感謝しております。ぜひKotlinを一緒に、前進させていきましょう! コルーチンがstableへ昇格しました コルーチンは、理解しやすく進化しやすい、ノンブロッキングの非同期コードを書く現代的な方法です。 また、バックグラウンドワーカーへのワーク負荷の軽減から、複雑なネットワークプロトコルの実装まで、あらゆる用途でパワフルなツールです。 kotlinx.coroutinesライブラリは、構成、キャンセル、例外処理、UI固有のユースケースなど、あらゆる規模の非同期ジョブを管理するためのしっかりした基盤を提供します。 kotl.in/coroutines でスタート! コルーチンウェビナーにいますぐ登録! Kotlin/Nativeベータ Kotlin /Nativeは LLVM を使用し、iOS、Linux、Windows、Mac、さらに、WebAssemblyやSTM32などの組み込みシステムを含む、さまざまなオペレーティングシステムやCPUアーキテクチャ用に、Kotlinソースをスタンドアロンバイナリ(VMは不要!)にコンパイルできます。 またこれは、完全自動メモリ管理を搭載し、C、Objective-C(およびSwift)との相互運用が可能で、Core Foundation、POSIX、およびお好きなネイティブライブラリなどのプラットフォームAPIを公開しています。 Kotlin/Nativeランタイムはイミュータブルデータを活用して、スレッド間で保護されていないミュータブルなステートを共有することを防ぎます。実際に、スレッドはKotlin/Nativeには存在しません。スレッドは低レベルの実装の詳細として抽象化され、ワーカーに置き換えられます。これは、並行処理を行う安全で管理しやすい方法です。 kotl.in/nativeで Kotlin/Native … Continue reading

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YouTrack 2018.3リリース!

YouTrack 2018.3 がリリースされました! 新機能: 新しいビジュアルデザイン プロジェクト概要ページ 選択メニューのユーザー用グループロゴ ワークフローでの変更時のルールに対する課題条件の削除 テキスト用の補足フィールド Google Appsの埋め込みコンテンツ YouTrack InCloud用のYouTrack Mobileのプッシュ通知 Jenkinsの統合 二要素認証 アプリケーションのパスワード グローバルパスワード変更リクエスト アップデートとエンハンスメント: リンクされた課題用のプレゼンテーションの再設計 1日あたりの時間に対する期間値 お気に入りのダッシュボード用のカスタムオーダー 類似課題の検索アクション 新しいREST API アクセスインターフェイスのアップデート アクセストークンのタイムアウト 新しいビジュアルデザイン YouTrack 2018.3のデザインが更新されました! 課題をより直感的に管理できるように、コントロールを再設計し、テーマを洗練させました。 先日私たちは、実験的機能の一部として、課題の作成と課題の表示ページ用の新しいデザインを発表しました。 当社のユーザーからご意見を頂戴し、公開前にページの機能を向上させることができました。 このリリースから、この新しいデザインはデフォルトで有効になりました。 新しいテーマには、最新バージョンのJetBrainsウェブベースの製品、Ring UI用のライブラリのコンポーネントが使用されています。 このライブラリの標準コンポーネントを使用することで、YouTrackをご使用の際に、より一貫した、予測可能な動作が得られます。 プロジェクト概要ページ 新しいプロジェクト概要ページでは、プロジェクトに関連する情報をより簡単に表示できます。 また、各プロジェクトのランディングページあるいはホームベースとしても使えます。 … Continue reading

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最近始めた人、これから始めたい人向けJetBrains製品関連の情報源(2018年10月版)

こんにちは。JetBrains堀岡です。 「JetBrains製品、最近色んなところで採用されてるらしいというビッグウェーブに乗ってみたものの、周りに気軽に質問できる知り合いも無く、イマイチ使い方が分からない。どこかにまとまった情報源が無いのか。。。」とお困りの方を時折SNS等を拝見します。ということで今回は入社4ヶ月のわたくしが僭越ながらJetBrains製品関連の情報源を紹介させていただきます。※長文ですので時間のある時にご覧ください。 公式サイト(英語) https://www.jetbrains.com/support/ がJetBrains製品の公式サポートページです。 ここから、製品ごとのオンラインヘルプ(マニュアル)や、テクニカルサポート等にアクセスすることができます。ポイントとしてお伝えしたいことは 有償版のJetBrains製品には本サイト経由での24時間対応のテクニカルサポートがついています(ただし現在対応言語は英語のみ) インターネット上には様々な情報がありますが、迷った時は公式サポートサイトを一次情報元としてご利用ください ということで、初めにJetBrains公式サポートサイトの歩き方を簡単にご紹介します。 例えば、IntelliJ IDEAを選択すると、 IntelliJ IDEAのサポートページに移動します。 最初の4つが重要なのですが、簡単に説明すると、 Issue Tracker – 既に報告済みのBugやFeature(機能追加要望)チケット確認に使用 Submit a Request – 新規にバグや使い方の問い合わせチケット作成に使用 Community Forum – IntelliJ Community Edition(無償版)ユーザの問い合わせ先、上記チケットにする以前にオープンな場でのディスカッションに使用 Documentation – 英語版オンラインヘルプ(マニュアル) となります。以下、Issue TrackerとSubmit a Requestについて少し解説します。 Issue Tracker JetBrainsではIssue Tracker(JiraとかRedmineに相当するツール)として、自社製品のYouTrack(実は日本語UIもサポートしています)を使用しています。不明なエラーメッセージや、バグと思われる動作に遭遇したり、こんな機能が欲しい!と思った時に既に同じチケットが存在しているか、エラーメッセージや機能を検索することで、確認することができます。 既存チケットの検索や閲覧はYouTrackにログインしなくても使えるようになっています。後述するVote機能(チケットの優先順位があげるための投票機能)にはログインが必要です。画面右上の”Log … Continue reading

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pleiades.io – JetBrains製品向け日本語版オンラインヘルプのご紹介

こんにちはJetBrains堀岡です。 「JetBrainsのIDEは良いって評判聞くけど、UIやドキュメントが英語しかないって所がイマイチやな。。。」と思っている皆様、株式会社WillBrains様が運営しているJetBrainsオンラインヘルプ日本語サイト https://pleiades.io/ をご存知でしょうか? WillBrains様とJetBrains JetBrainsは、WillBrains様と以前は販売代理店として協業しておりましたが、2018年10月よりローカライゼーションパートナー契約を締結し、新しい形で協業を開始させて頂くことになりました。 このローカライゼーションパートナー契約により、JetBrainsはWillBrains様が提供するJetBrains製品日本語オンラインヘルプサイト https://pleiades.io/ の運営を支援し、日本のJetBrainsユーザの皆様に対して、より良いJetBrains製品利用環境の提供を行います。 WillBrains様は今回の発表以前から、代理店業務の傍ら https://pleiades.io/ を運営されておりましたが、本契約締結により、JetBrainsとしてWillBrains様のローカライゼーション活動を正式にバックアップさせていただき、多くの皆様に https://pleiades.io/ をご活用いただきたいと考えております。 WillBrains様とJava IDEの日本語化 ご存知のかたも多いと思いますが、WillBrainsの柏原さん(@cypher256)は、Pleiades – Eclipse プラグイン日本語化プラグインの開発者でもあり、(私も含めて)EclipseでJavaプログラミングを覚えた世代は、柏原さんの日本語化活動の成果から、非常に大きな恩恵を受けているのではないかと思います(また、今回のパートナーシップの範囲外となりますが、JetBrains IDEの日本語化プラグインの開発もされています)。 一方で、先日実施したJetBrainsユーザへのアンケートの結果では、日本語による公式ドキュメントの提供は、第2位の要望でした(第1位はさらなる日本語による技術情報の提供)。したがって、今回のIDEの日本語化分野で実績のあるWillBrains柏原さんとのローカライゼーションにおける協業開始は、日本の皆様のJetBrains製品におけるユーザー体験を向上させ、より多くの皆様にJetBrains製品をお使い頂くための重要なステップの1つであり、JetBrains Japan Teamのメンバーとして嬉しく思っています。 2018年10月以降追加されたコンテンツのご紹介 柏原さんのTwitter(@cypher256)でも紹介されておりますが、10月のパートナーシップ開始以降、新たに ReSharper Ultimateに含まれる以下の製品の日本語マニュアル .NET デコンパイラ dotPeek .NETプロファイラ dotTrace および、 GoLand向けショートカット(Win/Linux および macOS) が追加されております。既にReSharper UltimateやGoLandをお使いの皆様、これから使おうと思われている皆様、ぜひご覧ください。 日本語オンラインヘルプへのフィードバック また今回のパートナーシップ開始により、https://github.com/cypher256/pleiades.io にて日本語オンラインヘルプに対するフィードバックの受付を開始しました。 フィードバックへの対応はベストエフォート方式となりますが、皆様からのフィードバックをお待ちしております。 … Continue reading

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便利なJetBrains Toolbox App、お使いですか?

こんにちは。JetBrainsの堀岡です。 先日自己紹介して以来、間が空いてしまい、そろそろインフルエンザの予防接種の季節になってしまいました。なんとか試用期間も終え、営業に関することは完全に理解したので、日本語ブログも書かなくてはと思っておりました。 ということで、今日はJetBrains歴が長い方でも実は使っていない人もいる、便利なJetBrains Toolbox Appをチョットご紹介したいと思います。 JetBrains Toolbox Appとは ひとことで言うと、JetBrainsのToolbox製品(=IDE製品)のインストール、更新および設定を一元管理するための無料のソフトウェアです。 こちらからダウンロード可能です。 以下、代表的な機能を紹介していきます。 新バージョンの通知とインストール JetBrainsのIDEは様々なライブラリやフレームワーク、プログラム実行環境をサポートしながら日々進化しています。メジャーリリースは年に3回、バグフィクスを含む、マイナーアップデートは数週間に1回リリースされますので、気持ち良く利用するためには、常に最新バージョンの利用をお勧めしています。 一方で、新バージョンのリリースを見落としていたり、忙しい時はバージョンアップを後回しにしてしまった結果、最新バージョンでは修正済みのバグで悩んでしまったり、便利な最新機能を使う機会を逃してしまうことは少なくはないと思います。 ToolBox Appを使うと、お使いのJetBrains  IDE製品の新バージョンが利用可能になるとToolBox内で通知され、UpdateボタンまたはUpdate allリンクのワンクリックでバージョンアップが可能になります。リリースノート(What’s new)へのリンクも提供されるので、新バージョンの内容を確認してからバージョンアップということもできます。 複数のバージョンおよびEAP(Early Access Program)の管理 残念ながら、あなたを幸せにしてくれるはずの新バージョンが不幸を呼んでしまうことも起こりえます(バージョンしたら動かなくなった等)。そんなときも安心。ToolBox Appなら、Roll Back to <version> からワンクリックで1つ前のバージョンにロールバックする(古いバージョンに戻す)ことができます。 リリース前の新機能を試してみたいという冒険好きのあなたや、正式リリースまでBug fixを待てないというお困りのあなたのために、EAP(ベータ版)もワンクリックでインストールしてお試しいただくこともできます。 EAPバージョンをインストールすると、インストール済みIDE一覧にEAPマーク付きのIDEアイコンが表示されます。 一元化されたJetBrains IDEの起動とプロジェクト管理 最近では、モバイルアプリやデバイス側とサーバーサイドを一人で担当し、複数のプログラミング言語を用いて開発したり、勉強会等に参加して、チュートリアルを自分で試してみたり、複数のツールを用いて複数のコードベースで作業する方も少なくないと思います。 「この前PHPで試したあのコード、どこにあったっけ。。。えっとJavaのコードは。。。」なんてことは無いでしょうか?私は物忘れが激しいのでよくあります。でもToolbox Appを使っていれば、 Projects タブから以下のようにインストール済みのすべてのIDEで使用したプロジェクト一覧を表示することが、(複数のIDEバージョンがインストールされている場合)IDEのバージョンを指定してプロジェクトを開くことができます。 各種設定の一元管理 比較的規模の大きいプロジェクトで開発していて、IDEの動作がもっさりしている時は、IDEが使うJava heap … Continue reading

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KotlinConf 2018 ライブストリーミング:Kotlinに関する主なニュースとオンライン Q&A

世界中の多くのテクノロジーイベントで JetBrains チームと会うことができます。 今日、私たちは特別なものを用意しました。自宅から、KotlinConf 2018 Live でKotlinチームに会うチャンスです! あなたを私たちのオンラインイベントにご招待いたします! 10月4日~5日のライブストリームにご参加ください。 Andrey Breslav の基調講演で、Kotlinに登場する新しいことについて学び、KotlinConf 2018クロージングパネルで、Kotlinチームとコミュニティのリーダーに質問をすることができます。 Andrey Breslavによる基調講演でイベントを開始します。 この基調講演をお見逃さないように、ご登録ください。中継を開始する直前にリマインダーを送ります。 KotlinConf Live に登録 Liveトラックでは、JetBrains チームのリーダーだけでなく、エコシステムの作成者と貢献者、Kotlinコミュニティの熱いファンの方々による講演もございます。 Jake Wharton、Christina Lee、Venkat Subramaniam、Alicia Karr のセッションもお楽しみいただけます。 KotlinConf 2018の1日目と2日目のライブトークプログラムをご確認ください。 イベントの最終セッションであるクロージングパネルにぜひご参加ください。出席者様と、オンラインで質問をご投稿された方々のご質問等にお答えいたします。 クロージングパネルにご質問いただくには、ハッシュタグ #kc18ask を使用して Twitter にご投稿ください。 ご質問の投稿は今すぐ可能で、10月5日 5:15 CEST(中央ヨーロッパ夏時間 )、日本時間 12:15 までできます。 … Continue reading

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