IntelliJ IDEA 13.1のPostfixコード補完

IDEにおいてコード補完は基本的でどれも同じと考えられがちです。しかしDZoneの記事にもあるようにIntelliJ IDEAはひと味違います。

IntelliJ IDEAコード補完の領域について決して休むことなく進化を続けます。そしてIDEA 13.1ではさらなる生産性をもたらすPostfix code completion機能が搭載されました。

Postfix code completionは書きかけのコードに特定のキーワード(Postfix)を追加することでよくあるコードブロックに整形してくれる機能です。カーソルを戻す頻度を大幅に減らすことができ大幅に開発生産性が向上します。たとえばboolean型の式に”.if”をいうキーワードを追加するとif文に、オブジェクト型の式に”.notnull”と追加すればnullチェックをする文に変えてくれます。

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Postfix補完候補はデフォルトでは基本的なもののみ提示されます。より広範な選択肢を見たい場合はCmd + J(WindowsではCtrl + J)を押してください。

post_fix_code_completion_2

PostfixテンプレートはSettings → Editor → Postfix Templatesより一覧でき、不要なものを無効化することもできます。

postfix_code_completion_settings

いくつかのテンプレートはエイリアス(別名)が設定されており、例えば”.not”は”!”と書きタブを押すだけでも結構です。複数のテンプレート候補がある場合は選択肢を提示します。

postfix_code_completion_negate

 

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原文

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