GoLand 2018.2で次のレベルへGo!

GoLand 2018.2 リリースです。

このメジャーアップデートには、Go modules(Go モジュール、vgoとしても知られている)のサポート、強化された Move リファクタリング、新しいクイックフィックス、Postfix Completion と Intention Actions ファミリーへのさまざまな追加、そしてアップグレードされたデバッガなどの新機能が含まれています。 GoLand 2018.2 では、VCSとの作業が改善され、フロントエンド関連のアップデートや Touch Barのサポートなど、最新の IntelliJ プラットフォームリリースから多くの機能が組み込まれています。

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こちらをクリックしてGoLand 2018.2をダウンロードするか、このままリリースのハイライトをお読みください。

  • goモジュール(vgo)との統合。
  • Move リファクタリングには、識別子が必要かどうかを示す新しいダイアログと、パッケージ間でシンボルを移動する機能が追加されました。
  • Convert to expected type (期待される型に変換) という新しいクイックフィックスは、言語が許す限り、値を目的の型に変換します。
  • 新しい Implement missing methods クイックフィックスを使用すると、予想される型がインターフェースである場合に欠落したメソッドを簡単に追加できます。
  • Implement Methods アクションは、メソッドをインターフェースから選択したタイプに追加するだけでなく、すぐにそのタイプを作成することもできます。
  • 新しいインテンションアクション:
    • Add dot import alias を使用すると、インポートにドットエイリアスをすばやく追加して、エクスポートされたすべてのシンボルを修飾子なしで使用できるようにします。 逆に、Remove dot import alias は、パッケージ名の使用に戻ります。
    • Introduce local variable は、値を返す関数 ・メソッド呼び出しの変数を追加可能。
  • 新しいPostfix Completionテンプレート:
    • .sort テンプレートは、配列式またはスライス式を変換し、要素タイプに基づいて適切なソート方法を前置します。
    • .rrテンプレートは、すでに利用可能な2つのテンプレート .rre.rrvの力を組み合わせています。
  • 特定のprefixで始まるアノテーションの先頭スペースを無効にする新しいオプションが追加されました:Settings | Editor | Code Style | Go | Other で Add leading space to comment 。
  • デバッガはsuspendしないブレークポイントおよび、配列、マップ、スライスの遅延読み込みをサポートしています。また、ディープネストしたマップをサポートします。さらに、マップとスライスでキーと値のペアをより分かりやすく表示します。
  • ツール:
    • ファイルウォッチャー は、IDE設定で設定済みの File Watchers を保存し、Projectと Global オプションを使用してプロジェクト間で共有できます。
    • Dockerプラグインは、実行コンフィギュレーションで新しいランタイムコマンドラインオプションをいくつか認識するようになり、また、dockerfile用のDockerビルドコマンドを実行するためのベースディレクトリを指定するオプションが追加されました。
  • バージョン管理システム:
    • 新しいMerge Conflictsノードは、各チェンジリストのマージコンフリクトを含むファイルをグループ化し、それらをもっと見つけやすくしました。
    • Log タブの改善。
    • Git 用のプッシュダイアログをスキップする新しいオプション。
    • 複数のGitHubアカウントをサポート。
  • ユーザーインターフェース:
    • Touch Barのサポート。
    • 新しいオプション:Use dark window headers (ダークウィンドウヘッダーを使用する)。
    • IDEツールバーとツールウィンドウの新しいアイコン。
  • JavaScript & TypeScript:
    • TypeScript 2.9およびTypeScript 3.0リリースのサポート。
    • 新しいインテンション:implement interface、Create derived class、Implement members of an interface or abstract class、Generate cases for ‘switch’、Iterate with ‘for..of’。
    • 新しいコードカバレッジ機能を使用して、プロジェクト内の未使用コードを検索できます。

すべての新機能を確認するには、What’s New ページをご覧ください。

GoLand または All Products Pack の有効なサブスクリプションをお持ちの方は、ダウンロードページまたは Toolbox App を使用して、GoLand 2018.2までアップグレードできます。

まだご利用でない方は無料の30日間体験版をぜひお試しください!

[原文] Original text in English is written by Ekaterina Zharova

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