JetBrains Mono — 開発者向けの新しい書体

私たちは1年前に非常に野心的な目標を打ち立てました。それは、誰もがより快適にコードを書けるようにするフォントを作ることでした。 そしてついにその目標を達成しました!

JetBrainsMonoTypeface

他の等幅フォントの何が問題なのでしょうか?

私たち開発者は一日の大部分をコードを見て過ごします。 そのため、画面上のテキストを見やすくするために常に最適なフォントを探していても不思議ではありません。 しかし、多くの一般的なフォントのロジックでは、コードを読む場合と書籍を読む場合の違いが考慮されているとは限りません。 私たちの目はさまざまな方法でコードを追います。コードを横方向に読むのと同じくらい縦に読む必要があることもしばしばです。これは文章に沿って常に同じ方向に目を走らせる読書とは対照的なものです。

そのため、私たちはJetBrains Monoを作るにあたって、何よりもまず長時間コーディングを行う際に目の疲れを引き起こす可能性のある問題に注力しました。 このフォントを開発する際には文字の大きさや形、文字間のスペースの量、等幅フォントで自然に設計したバランス、不要な細部、判りにくい文字の違い(Iやlなど)、合字のプログラミングなどを考慮しました。

今回は開発者専用の新しいオープンソースの書体であるJetBrains Monoを発表することができ、大変嬉しく思います。 JetBrains Monoが世に溢れる等幅フォントと何が違うのかを確かめ、ご愛用のコードエディタでお試しください(なお、JetBrains MonoはJetBrains IDEのバージョン2019.3には既に同梱済みです。また、バージョン2020.1より標準フォントとなります)。

Happy building!

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