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JetBrains IDE と .NET ツールの 2022.1 バージョンがリリースされました

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このブログ記事では、今回リリースされたすべての JetBrains IDE と .NET ツールの 2022.1 バージョンにおけるメジャーアップデートの内容をまとめてご紹介します。 ぜひ、以下の要約をお読みください。各ツールに関する詳細を確認するには、それぞれのリンクをクリックしてください。

アプリはいつでも Toolbox App から、またはツールから直接アップデートしていただけます。また、最新バージョンは JetBrains ウェブサイトから直接ダウンロードしていただくことも可能です。

IntelliJ IDEA 2022.1 には、依存関係の管理と競合の解決を促進する Dependency Analyzer(依存関係アナライザー)が導入されました。また、円滑に新規プロジェクトを開始するための新規プロジェクトウィザード、IDE の通知を受信および保管するための便利な手段を新しく提供する Notifications(通知)ツールウィンドウが更新されました。 バージョン 2022.1 には、他にも IDE の使用体験を改善するための改良や機能の追加がたくさん行われています。

WebStorm 2022.1 には、Next.js サポートの改善、Volta 統合、Docker 関連の改善、webpack 構成の ESM サポート、Markdown ファイルからコマンドを実行する機能などが組み込まれています。

PyCharm 2022.1 には、長らく要望のあったカスタムパッケージリポジトリの基本 HTTP 認証サポート、TypedDict サポートの改善(コード補完と警告を含む)、Docker 用の新しい Services(サービス)UI が導入されました。

RubyMine 2022.1 には、新しい Ruby 3.1 と RBS 言語機能のサポート、新しいインスペクションとクイックフィックス、UX、コードエディター、テスト、および Docker サポートの改善、VCS との連携など、さまざまな更新が施されています。

DataGrip 2022.1 には、複数のオブジェクトをコピーする機能、ステートメントのキャンセルと接続の停止を行う新しいロジック、MongoDB のクエリ実行結果を編集する機能、イントロスペクション用のセッションテンプレートなど、さまざまな新機能や改善が加えられています。

PhpStorm 2022.1 には、複数行およびネストした array shape のサポート、インプレースの Extract Method リファクタリングの導入、Blade テンプレートと WordPress に対するサポートが強化されたほか、UX 全般の改善もたくさん行われています。

GoLand 2022.1 はジェネリックをサポートするようになったほか、Go workspaces の基本的なサポートも始めました。 それ以外にも、マイクロサービスと連携するための新機能がいくつか追加されています。

CLion 2022.1 は、品質改善に焦点が当てられています。 リモート開発、Docker、CMake プロジェクト、および CUDA デバッグの既存ワークフローが強化されています。 また、このリリースではコード補完、インレイヒント、およびその他のサブシステムにおいて不都合をもたらしていたバグも解決されています。

DataSpell 2022.1 には、JupyterHub 2.0 を使用する機能とリモート Jupyter サーバーとのファイルコピー機能を搭載しました。 このバージョンでは、セルの出力をセルのソースと一緒にコピー & ペーストできるため、Notebook を分かりやすく構造化できます。 Jupyter ランタイム補完が統合されているため、動的クラスの属性などの場合に便利な補完の提案がたくさん追加されています。

AppCode 2022.1 のリリースも近々予定していますのでご期待ください。 async シーケンスのサポート、後置 #if メンバー式、Swift actor の分離制御指定子、Swift Package Manager 統合の改善、VoiceOver サポートの改善などの導入が予定されています。

.NET ツールおよび VS 拡張機能 2022.1

バージョン 2022.1 の ReSharperRider では言語面でのサポート改善、具体的には、C# 10 と global using、Blazor と Razor の開発、null 許容参照型に関する多数の改善が施されました。

Rider 2022.1 には、待望のリモート開発ワークフローのベータ版と Unreal Engine のフルサポートが導入されました。これにより、Rider がゲーム開発に必要な全機能が揃った IDE に生まれ変わりました。 ReSharper C++ 2022.1 では、Unreal Engine テストフレームワーク、全面的に改訂されたバージョンの Catch 2、および GoogleTest と doctest ユニットテストフレームワークの最新リリースがサポートされるようになりました。

ReSharper のコマンドラインツールである dotTracedotMemorydotCover で、Alpine バージョン 3.13 ~ 3.15 がサポートされるようになりました。

今回お知らせする最新情報は以上です。 これらの新機能をお試しいただく間に、私たちは各 IDE と .NET ツールのバージョン 2022.2 の開発を進めていきます。 好奇心旺盛なユーザー向けに EAP (早期アクセスプログラム) を近日中にスタートする予定です。 ご期待ください!

補足: 各ツールの新しい EAP バージョンは Toolbox App で確認することをおすすめします。 インストール済み IDE / ツールの「設定」メニューから適切なチャンネル(アップデート方針の設定)をお選びください。

それでは、お大事にお過ごしください。

JetBrains チーム一同より

オリジナル(英語)ブログ投稿の作者:

Elizaveta Semakova

Marina Kovaleva

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