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Kotlin

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既成の学習コースで Kotlin を教えましょう

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Kotlin コミュニティとエコシステムが大きくなり、Kotlin 開発者の需要が日々高まっています。私たちは、コンピューターサイエンス分野の教育者に必要となる関連ツールと最新のリソースを提供したいと考えています。

「Programming in Kotlin」カリキュラム

当社は教育戦略上、無料でご利用いただける学期制の「Programming in Kotlin(Kotlin でのプログラミング)」カリキュラムのリリースを重要なマイルストーンとしています。 提供されるリソースはデザイナー、コピーエディター、管理コーディネーターの力を借りて教育者チームが開発し、約 1 年をかけてこのコースを制作しました。 現在は 2 つの大学で教育に使用されており、このコースを学習意欲のあるすべての Kotlin 教育者に提供できることを嬉しく思います。

Programming in Kotlin」コースには、Kotlin プログラミング言語の基本概念をカバーする 11 本の講義用スライドや、スライド自体の説明だけでなく、教育者と学生のどちらにも関連のある Kotlin ドキュメントや追加リソースの関連記事への参照が記載されたスピーカーノートも含まれています。 このコースには、クイズ、3 つのテスト、およびハンズオン形式のコーディング演習を伴う 4 つの自宅学習課題といった評価用リソースも含まれています。 このカリキュラムはそのまま使用することも、教育のニーズに合わせて調整することも可能です。

過去のプログラミング経験が推奨されていますが、講師がコースを教えるにあたっては必ずしも特定の Kotlin の知識が必要となるわけではありません。

コース教材を入手

コースの内容

すべて英語による資料となっております。

講義用スライド

ダウンロード可能なスライドは、Kotlin の基本概念に関する以下のトピックを網羅しています。

  • Kotlin の導入
  • オブジェクト指向プログラミング
  • ビルドシステム
  • ジェネリクス
  • コンテナー
  • 関数型プログラミング
  • JVM + Kotlin コンパイラー(K2 を含む)
  • 並列および同時プログラミング
  • 非同期プログラミング
  • 例外
  • テスト

クイズ

クイズは Kotlin の基本トピックに対応しており、学生の定期的な知識チェックに使用できます。 クイズには回答も付属しているため、リクエストに応じてのみ教育者に提供されます。

自宅学習課題

4 つの自宅学習課題が GitHub の公開テンプレートリポジトリにあります。 ソリューションの正確性をチェックする自動ユニットテストと、学習者の提出物が正式な Kotlin スタイルガイドラインに準じているかをチェックするための品質チェックが含まれています。

宿題のプロジェクトにはエイリアスカードゲームの実装、破損した Gradle ビルドの修正、平衡探索木の実装、およびノンブロッキング UI シミュレーターの制作が含まれています。

GitHub Classroom を使用して学生にリポジトリへのリンクを提供することも、学生にこれらのリポジトリへのリンクを直接送信することも可能です。 また、学生ごとに詳細なコードレビューを提供し、アーキテクチャの変更やビルトイン Kotlin 関数の使用を支援することもできます。 これらの宿題を評価する方法を示した講師向けのコメントが含まれています。

テスト

学生の知識をチェックする 3 つのテストが非公開の GitHub リポジトリにあり、リクエストに応じてのみ教育者に提供されます。

コース教材を入手

ライブ配信の録画

このコースを現在教えている Anastasia Birillo と私が一緒に行ったライブ配信の録画をご覧ください。彼女が自身の経験を語りながら、提供されているすべてのコース教材について説明しています。

ライブ配信を見る

Kotlin は新機能の追加に合わせて進化しており、私たちは教育コンテンツを更新してこのような変化を反映し、教育者に最も関連性のある正確な教材を提供できるようにしています。 新しい「Programming in Kotlin」コースが独自の Kotlin コースを制作し、未来の Kotlin 開発者を育成するヒントになれば幸いです。

最新教材の新しいリリース、ライブ配信、およびイベントに関する更新や発表については、Kotlinlang Slack #education チャンネルをご覧ください。

コースやその他の教育リソースに関する詳細は、Kotlin for Education ページをご覧ください。

Kotlin をこれからも教え続けましょう!

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