先端のJava開発環境IntelliJ IDEA 13リリース!
人気のJava IDEの最新バージョンであるIntelliJ IDEA 13をリリースされました。こちらよりダウンロードしていただけます。
今年IntelliJ IDEAのチームはAndroid、Spring、Scala、Gradleといった先進的な技術を保有する企業と密接に協業してきました。結果、IntelliJ IDEAは最先端の技術を扱う上でJetBrainsが考え得る最高のIDEに(いつも通り)仕上がっています。
Java EE 7
IntelliJ IDEAはすべてのJavaデベロッパに最先端のテクノロジーに対応した最高のツールを最も早く提供することに注力しており、OracleのエンタープライズJavaプラットフォームの最新版であるJava EE 7に対応しています。CDI 1.1、JSF 2.2、JAX-RS 2.0、Batch Processingなどの最新仕様のコードアシスタンスを提供しているのはもちろんのこと、Glassfish 4、Wildfly 8、Tomcat 8といった最新のアプリケーションサーバにも対応しています。詳しくはビデオをごらんください。
Spring
SpringのユーザーはIDEA 13で未だかつてない恩恵を受けられます。新しいSpringツールウィンドウではプロジェクトやBeanに関連したコードや設定ファイル間を簡単に行き来できます。またツールウィンドウからMVCコントローラのURLマッピングを確認することもできます。IntelliJ IDEA 13はSpring対応においてパフォーマンスを最適化しており、また設定も簡単になっています。
Android
今年のGoogle I/Oの中で大変な注目を浴びたのがAndroid Studioのプレビュー版です。Android StudioはIntelliJ IDEA Community EditionをベースにしたAndroidアプリケーションの新しい開発環境です。Androidデベロッパの強い支持も手伝ってIntelliJ IDEAプラットフォームのAndroid対応は凄まじく洗練されました。IntelliJ IDEA 13はAndroid Studioプロジェクトとのコラボレーションの成果が融合された最初のリリースになり、エディタやUIデザイナ、デバイスのSQLiteデータベースアクセスなどAndroidアプリケーションを開発する上で便利で手放せない様々な新機能を搭載しています。
Gradle
IntelliJ IDEA 13においてもう一つ大きな改善点はGradleサポートの強化です。プロジェクトの同期、依存関係やプラグインのコード補完、クイックドキュメンテーションやコード生成など強化項目は多岐にわたります。IntelliJ IDEA 13はGradleファイルからWebファセットやWARアーチファクトを自動的に設定することもできます。ビデオ(英語)も用意されていますので是非ごらんください。
ユーザーインターフェース
昨年、IntelliJ IDEA12のリリースで洗練されたDarculaルックアンドフィールを披露した後、IntelliJ IDEAチームはUI全体のさらなる改善に注力し、より機能的で直感的に改善しました。「どこでも検索」(Search everywhere)アクション、プレゼンテーションモードやレンズモードなどによりIDEの必要な機能により素早くアクセスできるようになりました。さらに開発する上で最も重要なエディタのスペースをより広く確保するため、ツールバーやツールウィンドウはデフォルトで畳まれるようになりました。またフルスクリーンモードはWindowsやLinuxプラットフォームでも使えるようになっています。
データベース
データベースに保管されているデータにアクセスすることはアプリケーション開発において重要な部分であり、IntelliJ IDEA 13ではデータベース連携をより強化しました。データベースツールにおけるデータソース設定の簡略化、新しいデータベース構造ビュー、テーブルエディタにおけるプライマリキーや外部キーの容易なナビゲート、SQLのスマートコード補完、クエリフィルタなど強化項目は様々です。
他の注目すべき新機能:
- Git、MercurialとSubversionツール(Subversion 1.8もサポート)
- より強化されたデバッガ
- パフォーマンスの改善
- Groovyサポートの強化
- Scalaサポートの強化、SBT連携機能の内蔵
- JavaScriptコードカバレッジやStylus、Compassサポートを含むWeb開発機能の強化
- 内蔵ターミナルツールウィンドウ
- CloudFoundry 2.0、OpenShiftとHerokuのデプロイツール
IntelliJ IDEA 13新機能について詳しくは株式会社サムライズムのページやIntelliJ IDEAのWebサイト(英語)をごらんください。
これまでアップグレードサブスクリプションはコマーシャルライセンスにのみつけられましたが、パーソナルライセンスはデフォルトで1年間のアップグレードサブスクリプションが付帯するようになりました。価格やライセンスの選択肢について詳しくは株式会社サムライズムのページ(日本語)やhttp://www.jetbrains.com/idea/buy(英語)をごらんください。
最新のIntelliJ IDEAをお楽しみください!!