IntelliJ IDEA 14アーリープレビューリリース!
IntelliJ IDEAの最新バージョン14、コードネームCassiopeiaのアーリープレビュー版をリリースしました!正式版は今年末にリリース予定です。こちらよりダウンロードしてお試しいただけます。
このリリースでの主な新機能は以下の通りです:
- Javaデバッガ:
- 全言語用にIntelliJプラットフォームで用意したunified Debuggerツールウィンドウ、APIを使って新たに書き起こしました
- Watchesタブの式が永続化されるように
- ブレークポイントはユーザーグループによってアレンジできるように
- 長い配列、コレクションの要素はデフォルトで隠れ、必要に応じで表示できるように
- Javaエディタ:
- バックスペーススマートインデントにより、バックスペースを押してもコードフォーマット設定を尊重してインデントが崩れることがなくなりました
- メソッドへのテストを生成したり、既存のテストクラスに追加したり出来るようになりました
- IDE全般:
- 新しいCode cleanupアクション(Analyze → Code Cleanup、またはVCSでコミット時に起動可能)によりクイックフィクスを複数ファイルに適用できるようになりました
- Find in pathアクションが改善され、未知の拡張子がついたファイル内も検索できるようになりました。また識別子が3文字以上の場合はインデックスを検索することでより高速になりました
- 追加でプラグインをインストールすることなくコードをHTML/RTFフォーマットでコピー出来るようになりました。プレゼンテーションスライドやリッチなブログエディタにコードを貼り付ける際便利です
- IDE起動時間の短縮
- JavaFX:
- SceneBuilder 2.0をIntelliJ IDEAのUIエディタに統合したため、.fxmlファイルを編集するのにIntelliJ IDEAを離れる必要がなくなりました(この機能を使うにはIntelliJ IDEAをJava 8で起動する必要があります)
- Spring:Grails、Gradle統合の強化
- 沢山のXMLデスクリプタをもつSpringプロジェクトを扱う際のパフォーマンスが大幅に改善
- Select Inアクションで、Spring toolウィンドウへのジャンプが可能に
- Spring Websocketをサポート
- Mercurial:
- Pushダイアログの改善
- ログビューワのロード高速化
- ログビューワのcurrent changesから未コミットマージ/アップデートのリバートが可能に
- ログビューワで現在のリビジョンを表示
- incoming/outgoing changesの通知を含む様々な改善
- Web開発:
- JavaScriptのPostfix completion
- Spy.js、Node.jsは1つの実行設定から同時に起動可能に
さらにCode Coverage ツール、Structural Search and Replace、そしてType Migrationリファクタリングはコミュニティエディションでも利用できるようになりました。
IntelliJ IDEA 14の開発は全力を注いでいます。もっと沢山の驚く機能を今後リリースしていく予定です。それまでの間、EAP版をお試しになり掲示板へフィードバック、YouTrackへのバグ報告、FacebookコミュニティやTwitterの情報交換やをして頂ければ幸いです。
今後の新情報もお楽しみに!
Develop with Pleasure!