IntelliJ IDEA 2018.2:MacBook タッチバー、Java 11、ブレークポイントインテンション、Spring Boot、バージョン管理など
IntelliJ IDEAの新バージョンです。新機能がたっぷり詰まったIntelliJ IDEA 2018.2は今すぐダウンロードできます!主要なハイライトについて、この記事をお読みください。そしてぜひ、What’s New ページで詳細とスクリーンショットをご確認ください。
- Java
- Java 11のサポート 詳細はこちら
- データフロー情報をエディタで表示できるようになりました
- 長いメソッドチェーン用のタイプヒントの表示
- Quick Documentation を自動補完時にポップアップするように設定できるようになりました
- Extract Method の新しいプレビューパネルでは、実際の変更を行う前にリファクタリングの結果を確認できます
- @Contract アノテーションは戻り値に関して新しい情報: new、this、および paramX を指定
- 新しい、更新されたインスペクションとインテンションアクションには、よりスマートなJoin Lineアクションと改善されたStream APIサポートなどが含まれています。 詳細はこちら
- エディタ
- Tab を使用してブラケットやクオートの外に移動できるようになりました
- 再代入されたローカル変数とパラメータは、デフォルトで下アンダーラインされるようになりました
- For または while キーワードは、対応する break または continue キーワードにキャレットをあてるとハイライトされます
- ユーザーインターフェース
- MacBookのTouch Bar サポート
- ウインドウのヘッダまで含めたダークテーマを設定暗いウィンドウヘッダーが利用できます
- Linuxでの更新されたIntelliJテーマ
- 新しいUIアイコンに変更しました 詳細はこちら
- VCS
- 更新された Files Merged with Conflicts ダイアログは Git ブランチ名を表示、新しい Group files by directory オプションを追加
- Version Control tool ウィンドウで複数の Log タブを開くことができるようになりました
- IDEは、 Log タブで Branch フィルタに Favorites (お気に入り) ブランチを表示するようになりました。
- diff はVCSログでプレビューできます
- Log タブのコンテキストメニューで Git commits からタグを削除できます
- 新しい Browse Repository at Revision アクションを使用して、特定のリビジョンに基づいてリポジトリの状態を調べることができます
- Commit and Push を使用する際に Push ダイアログを完全にスキップするか、保護されたブランチにコミットするときにのみ表示させることができます
- Preferences | Version Control | GitHub で必要な数だけGitHubアカウントを設定できます
- Gitタグ用の自動補完は Checkout ダイアログで利用できます
- JVMデバッガ
- 新しいブレークポイントインテンション
- 呼び出し元メソッドでヒットしたブレークポイントをフィルタする機能
- Gradle
- 含まれるbuildSrc Gradleプロジェクトは自動的に発見されます
- Gradle DSLブロックのデバッグ
- Maven
- IDEは maven-compiler-plugin の “release” オプションをサポートするようになりました
- 動的に作成されたプロパティに対する警告を抑制するクイックフィックスが追加されました
- Configuration
- 新しいリポジトリライブラリを追加するときに、推移的な依存関係の一部のみを除外できます
- Find Action ポップアップから、ショートカットをアクションへ割り当てることができます
- 差分ビューア
- 新しい Open Blank Diff Viewer アクションは空の Differences Viewer を開き、ご希望のテキストソースを比較できます
- Spring Boot
- 新しい Spring Runtime Beans ダイアグラムは、ランタイムbean間の依存関係を視覚化するのに役立ちます
- Run ダッシュボードでHTTPリクエストマッピングを管理できます
- Spring Integration
- Spring Integration 5.0がサポートされています。
- Kotlin
- IDEにバンドルされたKotlinプラグインがv1.2.51にアップデートされました
- 実行可能なKotlinスクラッチファイル
- 単行コメントをブロックコメントに、またはその逆に変換するためのインテンション
- 新しいコルーチンインスペクションとインテンション
- Groovy
- Groovy 2.5アノテーション:@NamedDelegate @NamedParam @NamedVariant
- Groovy 3.0のインターフェースのデフォルトメソッド
- do…while ループ、try with resources と method references ‘::’ サポート
- Scalaプラグイン
- Scalaプラグインはエディタで implicit を表示できます。 さらに、implicitが見つからない場所が表示されます。
- オブジェクト間でメンバを移動する新しい Move Refactoring
- Scalafmtフォーマッタが統合されました。 Preferences / Settings | Editor | Code Style | Scala で有効にできます。
- セマンティックハイライト
- パターンマッチングの自動補完の改善
- Android
- Android Studio 3.1.2.とのマージ
- JavaScript & TypeScript
- 新しい Extract React component リファクタリングを使用して、コンポーネントを2つに分けることができます
- Reactクラスをファンクショナルコンポーネントに変換できる新しいConvert React class components インテンション
- ng addとの統合を使用してあなたのAngularアプリに新しい機能を追加できます
- 新しい JavaScript と TypeScript インテンション: Implement interface 、Create derived class、Implement members of an interface or abstract class、Generate cases for ‘switch’ と Iterate with ‘for..of’.
- 新しい Code Coverage (コードカバレッジ) 機能は、クライアント側のアプリで未使用のコードを見つけるのに役立ちます
- YAMLサポートの改善
- YAMLコードフォーマッタ。
- JSONスキーマを使ったよりスマートなYAML
- データベースツール
- SQLログ
- 新しいSQLフォーマッタ
- ストアドプロシージャの実行
- ソースコードのマイグレーション
- Docker統合プラグイン
- Docker run configuration の新しい Context folder フィールド
- 新しい Use Soft Wraps アクションは、dockerログで単語をラップします
- compose node と container から対応する compose と dockerfile ファイルにナビゲート
- ファイルウォッチャープラグイン
- グローバルファイルウォッチャーを設定できる機能
新機能の完全なリストは、リリースノートで確認できます。
ぜひ引き続き、ディスカッションフォーラム、Issue Tracker、または Twitter (英) / Twitter (日) で、ご意見やご提案をお聞かせください! よろしくお願いいたします!
IntelliJ IDEA 2018.2をダウンロードしてください!
[原文] Original text in English is written by Zlata Kalyuzhnaya