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JetBrains Gateway と Gitpod を使ったリモート開発

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本日は Gitpod ユーザーの皆さんとともに、Gitpod と JetBrains Gateway リモート開発ソリューションの統合について発表いたします。 この統合により、必要に応じてお気に入りの JetBrains IDE からクラウドで稼働中の使い捨て可能な環境でホスティングされているソースコードにアクセスできるようになりました。 すべての言語処理は Gitpod 環境で行われ、ユーザーはリッチなシンクライアントを使用して、使い慣れた JetBrains IDE の操作感をそのままにローカルで作業することができます。

JetBrains Gateway を使ったリモート開発

念のために説明しておきますが、JetBrains Gateway は JetBrains のリモート開発向けソリューションです。 これは 2021 年 11 月に発表されたスタンドアロン型アプリであり、リモートサーバーに SSH 接続し、そこでダウンロードした IDE をバックエンドサービスとしてインストールし、リモートマシンでホスティングされているプロジェクトを開くものです。

プロジェクトを開くと、Gateway が JetBrains Client を起動します。これは、IDE バックエンドサービスに接続してプロジェクトをローカルで実行しているかのように処理することのできるシンクライアントです。 IntelliJ プラットフォームをベースとしているため、非常にリッチでカスタマイズ可能な使い慣れたインターフェースを利用できますが、コンパイル、インデックス作成、言語処理はすべて高性能なクラウドマシンで行われます。

Gateway はリモートマシンに接続して IDE バックエンドの確実なインストールと実行を行う役割を担っていますが、リモートサーバーの管理は行いません。 リモートサーバーを実行するには、物理マシンへの接続、企業内ネットワークでの VM のホスティング、クラウドでの Docker イメージの実行など、さまざまな方法があります。 Gateway では、このようなすべてのプロセスを扱うことはできません。 むしろサーバー管理は別のタスクとして捉えられています。 実際、JetBrains は独自のオーケストレーションプラットフォームを統合チーム環境の Space に組み込んでいます。このプラットフォームは、ユーザーに代わって開発環境の管理、IDE のインストール、および環境の「ウォームアップ」(すべての依存関係のダウンロード、プロジェクトのビルド、さらにはスナップショット保存前にすべてのインデックス作成を確実に完了させる処理)を実行可能です。

Gitpod と Gateway の統合

本日は Gitpod とのパートナーシップ締結により、Gateway を使い捨て可能な開発環境で利用できるようになったことをお知らせします。 Gitpod は、自動開発者環境として名高いオープンソースのオーケストレーションおよびプロビジョニングプラットフォームです。

Gitpod は、GitHub、GitLab、または Bitbucket でホスティングされているリポジトリをベースとする開発環境への接続を容易にする Gateway 用のプラグインとして作成されています。 Gateway のウェルカム画面からプラグインをインストールして Gitpod アカウントに接続すれば、Gitpod 統合を通して既存のワークスペースを閲覧し、接続することが可能となります。 リポジトリから新しいワークスペースを作成し、インストールする JetBrains IDE を選択することができます。現在サポートされている IDE は、IntelliJ IDEA、GoLand、PyCharm、PhpStorm ですが、今後は対応 IDE がさらに拡充される予定です。 この手順が完了すると、Gitpod がリモートサーバーのプロビジョンを実行し、IDE バックエンドの起動に必要な情報を Gateway に渡して Client に接続します。 以上です!これで、クラウドまたはオンプレミスで実行中の使い慣れた JetBrains IDE で作業できるようになりました。

The JetBrains Client user interface, running like a local IDE, connected to a Gitpod environment, showing a project view and an open source file

この統合には多くのメリットがあります。 たとえば、強力なクラウドマシンを使用できるため、勤務先のデスクトップや非力な自宅のノートパソコンなど、作業場所に左右されることなくプロジェクトに取り組むことができます。 ソースコードはリモートマシンに安全に保管されているため、ノートパソコンを紛失してしまうことを危惧する必要はありません。 また、Gitpod 統合によって、コミットごとに最新状態を維持した使い捨て可能な開発環境を作成できるため、作業準備にかかる時間が短縮されます。

言うまでもありませんが、Gitpod 設定で、ワークスペースを開く際のデフォルトのデスクトップエディターをお気に入りの JetBrains IDE に必ず設定しておきましょう!

The Gitpod preferences page for desktop editor, with IntelliJ IDEA selected as the default editor

素晴らしい統合を作り出した Gitpod に祝辞を述べさせていただきます。今後、新機能の導入で協業できることを楽しみにしています。 Gitpod にアクセスして他の情報をご覧になるには、こちらをクリックしてください。 または、紹介ビデオもぜひご確認ください!皆さんからのフィードバックをお待ちしております!

オリジナルブログ投稿(英語)の作者:

Elizaveta Semakova

Matt Ellis

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