AppCode 2.5 EAP リリース – CocoaPodsとGoogle Testをサポート
こんにちは。
AppCodeの開発チームは夏休みを終え、AppCodeの改善に満身創痍で取り組んでいます。本日AppCodeの次期バージョンであるAppCode 2.5のEAP(Early Access Program)版をお届けします。
当然ながら最初のEAPビルドはたくさんの新機能が詰め込まれています。一つずつ紹介していきましょう。
・CocoaPodsサポート
依存関係管理ツールとして人気のCocoaPodsをついにサポートしました。補完も効きます。
即時インスペクションも有効なのでより新しいバージョンがある場合などは教えてくれます:
CocoaPodsのインストール、アップデートはAppCode内のTools → CocoaPodsメニューより簡単に行えます。またはpodファイルを開いている場合はコンテクストメニューからもできます:
・Google Testサポート
C++デベロッパに人気のC++テストフレームワーク、Google Testをついにサポートしました。
・XCTestサポート
AppCode 2.5 EAPはさらにXCTestフレームワークをフルサポートします。OCUnitの機能も全て使えます。
・‘Rerun Failed Tests’(失敗したテストだけを実行)アクション
ユニットテストの実行はより柔軟になりました。このEAPより、テストの単体実行だけでなく失敗したテストをまとめて実行することも出来るようになりました。
・ステートメントの上げ/下げ
IntelliJ IDEAユーザーにはなじみ深いステートメントの移動アクション(Shift+Cmd+Up/Down)がObjective-C、C/C++に対応しました。 クラスやメソッド、ステートメントを簡単に移動できます。
・デバッガ内で‘Set Value’
このバージョンより、ブレークポイントで止まっている最中に変数の値を手動で書き換えられるようになりました。変数を選択してF2かコンテクストメニューで値を設定できます。‘Set Value’機能はローカルメンバ変数だけでなくCoreDataオブジェクトに対しても有効です。今後NS-collectionとSTL-container要素にも対応予定です:
・さらに
インデックスやメモリ利用効率を改善しました。特にブランチを変更した際に顕著です。またC++サポートも改善しています。
最初のEAPビルド、131.46の修正内容の一覧はこちらのページに記載されています。
ダウンロードはこちらから行えます。お気軽に掲示板やYouTrackへフィードバックをいただければ幸いです。
The AppCode チームより