ReSharper Platform
ReSharper Ultimate 2018.1 リリース!
ReSharper Ultimate ファミリーの今年最初のメジャーリリースをご紹介いたします。ReSharper Ultimate 2018.1 がダウンロードしてください!
多数のバグ修正 (260件以上のリクエストに応じて) に加えて、ReSharperでは、以下のように機能の追加と改善が行われております。
- 足りなかったピースをパズルに追加することで、C#7.2のサポートが完成されました: 非末尾の名前付き引数、
private protected
アクセス修飾子、数値リテラルの先頭のアンダースコア、in
パラメータ、ref readonly
戻り値とローカル変数、readonly struct
型、ref struct
型と条件付きref
演算子。 あなたのコードが最新の言語バージョン仕様をフル活用してもコードが赤くなることはもうありません! - ナビゲーション機能の改善:Go to File Member は、複数のクラスを1つのファイルでより良く表示するための新しいグルーピングを備えています。Recent Files は、検索結果の下に Go to File を表示します。Search Everywhere には、ユニットテストフィルタが追加されています。また、Find Usages には、デフォルトコンストラクタの使用を探すことをサジェストするダイアログがあります。
- コードフォーマットエンジンが大幅にアップデートされました。フォーマット関連の問題に対するインスペクションとクイックフィックスが導入され、字下げ、改行、スペース、空白行などをコードエディタで直接確認および修正をできるようになりました。
- C#7サポートは、deconstruction と discards のコンテキストアクション、さらに多くのオプションをコードスタイル、インスペクション、クイックフィックスに追加することで拡張されました。
.editorconfig
は、ソリューション全体、プロジェクト、または特定のファイルに対して、インスペクションの重大度を任意の範囲に設定できるようになりました。ReSharperは.editorconfig
ファイルからコードスタイル設定 (Code Editing | C# | Code Style) を読み込むようになり、Roslyn言語の規約に対してサポートを拡張しました。さらに、インスペクションの重大度の設定は、プロジェクトのDotSettingsファイルから読み込めます。- Value Tracking 、Introduce variable リファクタリング、
.foreach/.var
postfixテンプレートは、C#7.xの機能をサポートするようになりました。 - Roslynコーディング規約 と同じくStyleCop設定ファイルからStyleCopルールを直接読み込めるようになりました。
- コード内のコメント関連の便利な機能がいくつか追加されました。
- ReSharper Build エンジンでPre-/Post- ビルドタスクをサポートしました。
- Remember last search オプションが、デフォルトで有効になりました。
他のReSharper Ultimateツールについて:
- ReSharper C++ 2018.1には、2つの主要な新機能が追加されました。まず、デバッグ中に特定のファンクションに踏み込むことを避けるための Debug Step Filters 。そして、コンパイル時間に影響を与えるヘッダファイル間の依存関係を調べるのに役立つ Includes Analyzer です。その他のアップデートには、再設計された Go to File Member ダイアログ、新しいコードインスペクション、コードクリーンアップを実行するための command-line tool が含まれております。
- dotCover 2018.1 の2つの重要な機能が再設計されました。Continuous testing (連続テストモード)モードは、別々の continuous testing セッションを実行する代わりに、任意のユニットテストセッションに向けてオンにすることができます。また、coverage 情報は、セッションごとの Coverage タブではなく、別々の Unit Test Coverage ウィンドウに表示されるようになりました。dotCoverコンソールランナーは、任意に管理されたプロセスとサービスをカバー (
analyze everything
,analyze-service
) し、get coverage snapshot コマンドをコンソールツールの実行中のインスタンスに送信する機能が備えています。カバレッジ解析のパフォーマンスが向上しました。 - dotMemory 2018.1 では、ユーザーインターフェイスでマイナーな改善が多数行われています。最も重要な変更は、改善された Analysis Subject パネルです。解析パスのナビゲーションがはるかに簡単になりました。
- dotPeek 2018.1 では、
async Main
メソッド、辞書イニシャライザ、null条件付き演算子、catch/finally
ブロック内のawait
を逆コンパイルできるようになりました。 - dotTrace 2018.1 では、一連のバグ修正とパフォーマンスのマイナーな改善が行われております。
全ての新機能についての詳細はこちらで確認できます。今すぐ ReSharper Ultimate 2018.1をダウンロード!
[原文] Original text in English is written by Alexander Kurakin