RubyMine
RubyMine 2018.1 リリース: パフォーマンス向上、Run Anything、Postfix Completionなど
RubyMine 2018.1 (181.3204.562) が利用可能になりました。What’s newページで全ての新機能をご参照ください 。または、以下の簡単な概要をお読みください:

より速くてよりスマートなIDE
- 再設計された静的解析コアエンジンでIDEのパフォーマンスを向上させました。特に、自動補完候補、コードインスペクション (Code | Inspect Code)、およびコード解析に関する機能の応答が早くなりました。詳細
- ブロック変数用の Code Insight を改善:パラメータとして渡されたブロックが、レシーバーのブロックボディで適切に解決されるようになりました。詳細

Run anything
- 新しいRun anythingアクション(Ctrlを2回押す)で、rakeタスク、
rails server
、といったあらゆるスクリプトやコンソールコマンドを即座に実行できます。詳細
- Run Anything アクションを使用している際に Shift を押すと、Debug anything モードに切り替わり、デバッグ設定が出来ます。

Postfix code completion
- 新しく追加された postfix code completion により、コード内でカーソルを移動する必要なく、既存の式を変換できます。簡単にステートメントを反転、変更、または補完できます。詳細

マークダウンのインラインダイアグラム
- マークダウンプレビューで、インラインダイアグラムをレンダリングするようになりました!
.md
ファイルでダイアグラムコードの前に puml
と入力されていると、RubyMineはそれを適切に識別し、プレビューペインにダイアグラムを表示します。 詳細

デバッガ
- デバッガで例外ブレークポイントの設定がよりユーザフレンドリになりました。特定のタイプの例外が発生したときに実行を中断できます。
- 例外が発生するたびに中断させたくない場合は、+ボタンを押して、どのタイプの例外でデバッガをトリガーさせるのか選択できます。 詳細

JavaScript
- TypeScriptの改善。新しいバージョンは、最新のTypeScript2.7をサポートしています。Implement Membersアクションが改善され、未解決のプロパティに対する新しいSurround with type guard のクイックフィックスが追加されました。
- Vueの改善。既存のものから新しいVueコンポーネントを作成:再利用したいテンプレートの部分を選択し、Refactor | Extract or press Alt-Enter を使用するか、Alt-Enter を押して Extract Vue Component を選択してください。
- CSSの改善。HTMLのクラスnameでCmd/Ctrl-click をするとコンパイルされたCSSファイルの定義箇所だけでなく、Sass、SCSS、Lessのソースへジャンプできます。
RubyMine 2018.1での様々なJavaScript改善について
バージョン管理
- Gitの部分コミットをサポートしました。チェックボックスを使用して選択したコードチャンクをコミットに含めることができます。また、コードチャンクをさまざまなチェンジリストに関連付けることができるようになりました。詳細
- Abort Rebase、 Continue Rebase と Skip Commitという3つの新しいアクションが追加され、IDEからのrebaseが使いやすくしました。詳細

その他の改善:
- Open in terminal アクション 詳細
- シンボルの登場位置にナビゲート 詳細
- .html.erb. でRubyとHTMLをコメントアウト 詳細
- ナビゲーションバーがデフォルトで有効 詳細
- IDE Settings Sync プラグイン 詳細
- デフォルトで、Enterを押すと、現在のステートメントをを完了するようになりました
- ドキュメンテーションUIの改善