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YouTrack にオンボーディングパックが導入されました

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YouTrack 2020.4 には、より簡単に YouTrack を使い始めるのに役立つオンボーディング機能を満載した入門パックが導入されました。 新しいインポート用インターフェースを使用すると、他のシステムから YouTrack にスムーズかつ簡単に移行できます。初心者は事前構成済みのデモプロジェクトを利用して YouTrack の機能を確認したり、新しいオンボーディングヒントを使用して YouTrack の知識を深めることができます。

経験豊富なユーザーには、「組織」という新しい機能を通じて改善点を提供しています。この機能を使用すると、大企業が関連するプロジェクトを「組織」という概念でグループ化することで、より便利にプロジェクトを管理できるようになります。 小規模なチーム向けの改善として、タグを使用してボードのスイムレーンを整理できるようになりました。

詳細情報については 以下を読み進めてください。

初心者向けのオンボーディングパック

デモプロジェクトで簡単にオンボーディング

新規ユーザーと管理者向けのオンボーディングを単純化するための取り組みの一環として、YouTrack の主な機能を実演し、サンドボックスとして使用できるデモプロジェクトを作成しました。 このデモプロジェクトにはさまざまなサンプル課題が含まれており、システム管理者 / プロジェクト管理者 / ユーザーといったさまざまなロールを持つ新規ユーザーが YouTrack を使用する最初のステップを理解するのに利用することができます。 アジャイルボード、ダッシュボード、および複数のレポートが事前に構成されており、それらの動作と設定方法を理解できるようにしています。
デモプロジェクトは YouTrack の新規インスタンスに自動的に作成されるため、新規ユーザーには主な YouTrack の機能がすべてセットアップされ、設定されたサンドボックスが割り当てられます。 その後はこれらの設定に基づいて作業を進め、作業プロセスに合わせて設定をカスタマイズできます。

デモプロジェクトの用途

デモプロジェクトの用途はいくつかあります。

まずは、オンボーディングを簡単かつスムーズに行うことができます。 デモプロジェクトでは、YouTrack の利用に必要な最初のステップが案内されます。 これにより、タスクに記載されたステップに従うだけで、YouTrack で使用できる機能を知ることができます。 自分に最適なロールを選択し、オンボーディングタスクをこなしてください。

デモプロジェクトをサンドボックスとしても利用できます。 デモプロジェクトには互いに関連付けられた複数のサンプル課題、アジャイルボード、ダッシュボード、サンプルのタイムレポートが含まれています。 これらを編集して実際のプロジェクトに適合させるか、テンプレートとして使用できます。 時にはゼロから着手するよりも、すでに存在するものを編集するほうが簡単な場合もあります。

システム管理者やプロジェクト管理者の方は、デモプロジェクトを作成してユーザーにアクセス権限を付与することで、実際のプロジェクトへの影響を懸念する必要がなくなります。

オンボーディングヒント集

デモプロジェクト機能に加えて、新規ユーザー向けのオンボーディングヒントも導入しました。 これはアプリケーションでよく使用されるページを案内するヒントであり、新規登録ユーザーと経験豊富なユーザーを分け隔てなくガイドし、便利な機能を発見してもらうために追加されたものです。
このヒントを表示するには、プロフィールの [ヘルプ] メニューを開いて [新規ユーザー向けのヒント] を選択してください。

実験的な機能: ワンクリックで移行できるインポート用インターフェース

別のアプリケーションからのタスクとプロジェクトのインポートがかつてないほど簡単になりました。 新しいインポートウィザードを使用すると、Jira と GitHub からの継続的なインポートを設定できます。 また、Mantis や Redmine のような他のトラッカーや、別の YouTrack からも課題を抽出できます。

この機能は今のところ、コーディングやコンソール操作の経験を一切必要としません。これまで使用していたタスクトラッカーの資格情報を入力するだけで、残りの処理を任せることができます! お使いのソーストラッカーがサポート対象のトラッカーに含まれていない場合も、独自のインポートスクリプトを作成し、そのトラッカー内のタスクとプロジェクトを YouTrack に移行できるようになりました。

現時点でこの機能は実験的なものであり、常に完全に機能するとは限りませんのでご注意ください。 現在、サポート対象のソーストラッカーを拡充しているところです。 Confluence も対象に含まれ、そこからナレッジベースをインポートできるようになる予定です。

複数プロジェクトを抱える企業向けの改善点

組織(Organizations)

大企業の方は、現在のフラットなプロジェクト管理構造では不十分だと感じているかもしれません。 1 つの YouTrack の中には論理的に、または権限やユーザーの観点から分離する必要のある部署やプロジェクトが存在するかもしれません。 関連するプロジェクトを組織という概念で(プロジェクトフォルダーとして)グループ化できるようになりました。異なる組織のユーザーがお互いの存在を意識することもなくなります! 組織レベルでロールを付与することで、アクセス管理を単純化できます。 組織にロールを付与することで、組織に属するすべてのプロジェクトにロールを効率よく付与できます。

複数プロジェクトのカスタムフィールドに一意でない名前を使用可能

要件はプロジェクトによって異なります。 私たちはチームによってプロセスとニーズが異なる多くのプロジェクトを管理するのが大変なことを理解しています。 例えば、あるプロジェクトでは課題に複数の担当者が必要である一方で、別のプロジェクトでは各課題同時に割り当てる担当者を 1 人に制限する必要がある場合があります。 プロジェクトごとに別々のフィールドを用意するのはあまり現実的ではありませんので、同じ名前でフィールドタイプや複数値のプロパティが異なるカスタムフィールドを使用できるようにすることで、このプロセスを単純化することにしました。 検索機能を犠牲にすることなく、各チームのニーズに合わせてフィールドのプロパティを管理できるようになりました。

アジャイルボード愛用者向けの改善点

アジャイルボードユーザー向けのタグに応じたスイムレーン

タグと複数値フィールドをスイムレーンとして使用できるようになりました! その結果、より簡単にチームに最適なアジャイルボードを編成できるようになりました。
タグをスイムレーンに使用すると、課題ツリー全体を 1 つのサブタスクレイヤーの代わりにスイムレーンに配置する場合などに役立ちます。 変更時のワークフロールールは必要なすべての課題に対応するタグを付け、タグで整理されたボードはスイムレーン内のすべての課題を適切に表示します。

さらに、タグに詳細な表示対象設定を追加しました。 それぞれのタグを表示、使用(追加と除去)、更新できるユーザーを指定できるようになりました。 タグはグループやプロジェクトチーム、さらには特定のユーザーが使用できるように設定できます。 それぞれの課題に複数のタグを付けることができますが、各ユーザーには自身に関連する課題のみが表示されます。 これはあなたや所属チームがタグを使用し、ボードを整理するのに役立ちます。

バーンダウンチャート用の予測追跡

アジャイルボードのバーンダウンチャートは、スプリントの理想的なフローを予測します。 スプリントの事前作業が完了し、すべてのタスクをスプリントに追加したら、チャートの [スプリントの開始] ボタンをクリックして予測を実行してください。 スプリントの間にいつでもバーンダウンチャートを使用し、予測バーンダウンと実際のバーンダウンを比較できます。

検索の柔軟性を向上

完全一致検索

時には複数の課題から特定の単語や文字の並びを検索する必要があります。 この機能はこんな場合に役立ちます! YouTrack が Youtrack と誤って記入されているすべての課題を検索し、それを修正する場合を想定してみましょう。 このような処理を完全一致検索を使って実現できるようになりました。 この機能を使えば、大文字と小文字を区別する検索を実行し、さまざまな形式の検索クエリを除外することで、必要なものを正確に見つけることができます。

検索クエリの相対日付パラメーター

検索機能とレポート機能を積極的に使用されている方のために、より迅速にデータを表示するための相対時間指定機能を導入しました。 これまでは、{昨日}や{先月}といったいくつかのオプションしか使用できませんでした。 今後は任意の時間を相対的に指定できるようになります。 つまり、保存した検索条件やレポートを作成し、過去 7 時間以内に更新された課題や、5 日後に期限切れになる課題などを発見できるようになります。 検索クエリは常に実際の状態を反映するため、検索パラメーターを毎回手動で調整する必要はなくなります。

このリリースに関するより技術的な内容は、リリースノートを参照してください。 新機能の設定に関する詳細は、最新のドキュメントを参照してください。
YouTrack InCloud をお使いの場合、インスタンスは弊社メンテナンスカレンダーに従って自動的に YouTrack 2020.4 にアップグレードされます。 有効な Standalone のサブスクリプションをお持ちの場合、今すぐ YouTrack 2020.4 をダウンロードできます。 または無料版を使用して新しい YouTrack をお試しください! YouTrack で利用可能なライセンスアップグレードオプションに関する詳細は、購入ページをご覧ください。

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YouTrack チーム一同より

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