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2023 年の YouTrack ロードマップ

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新しい年が始まりましたので、最新のロードマップと今後の YouTrack の長期的な目標をお知らせしたいと思います。 ユーザーの献身的な努力のおかげで YouTrack の顧客数は世界的に急成長しており、私たちは今後もあらゆる業界で使用できるさらに強力なチーム向けツールの制作に努めてまいります。

YouTrack 製品への取り組みと願望

昨年は弊社の 2022 年ロードマップと長期計画を公開しましたが、その方針は大変好意的に受け止められました。そのため、これまでの製品への取り組みを維持することになりました。

YouTrack はソフトウェア開発および IT 部門、プロダクトおよびプロジェクト管理、マーケティング、財務、業務、およびその他多くの分野において、作業、コラボレーション、およびコミュニケーションを思いのままに実現できるチーム向けの総合ツールに成長しようとしています。

私たちは中小企業の単純なタスク管理から大企業の複雑なプロジェクトの調整まで、より幅広いユースケースに対応できる YouTrack を開発し続けることを長期的に計画しています。

また、アプリケーションとデータのホスティング環境をユーザーが自由に選択できるように努めています。 そのため、チームが必要に応じてクラウドとオンプレミス型のホスティング間を簡単に移行できるように YouTrack Cloud と Server を並行して開発し続けています。

2023 年の取り組み

ヘルプデスク

まずは外部カスタマーサポートの提供や社内リクエストの管理を担うチーム向けのヘルプデスクソリューションを導入する予定です。 この新しいヘルプデスクプロジェクトによってサポート担当者の業務を合理化し、担当者と組織内の他の貢献者とのコラボレーションを容易にすることが目的です。

担当者単位の価格体系をベースとし、サブスクリプションに無料のレポーター人数を追加で含む別の柔軟なライセンスモデルによってサポートの流れをヘルプデスクで管理できるようになります。

ヘルプデスクにはサポート担当者がリクエストに対応し、社内外のコメントを公開し、返信用のテンプレートとカスタムサポートサービス品質保証の管理用ワークフローを作成するための統合ビューが導入されます。

また、レポーターによるチケット送信用のカスタマイズ可能なフィードバックフォームも導入されます。 このフォームは、外部ウェブページやポータルに埋め込んで使用できます。

ナレッジベース

検索とナビゲーションのオプションの改良、記事のタグ、およびコラボレーション機能の改善により、ナレッジベースの堅牢性を高めることに専念しています。 また、YouTrack でナレッジベースのアクティビティに関する通知を通知センターやその他のあらゆる通知チャンネルに配信できるようになる予定です。

ワークフロー作成ツール

プロジェクト自動化の普及率が着実に増加しているため、ワークフロー作成ツールで使用できるルールをさらに拡大することで、JavaScript を書かなくてもワークフローの機能をさらに活用できるようにしています。

YouTrack をより直感的で使いやすくする

タスクやプロジェクトの検索と構成をより簡単に行えるようにする取り組みを継続的に行っています。 2023 年にはユーザーエクスペリエンスが大きく変わらないように変更を徐々に導入していく予定です。 すべてのお客様が余計な学習に大きな負担を強いられたり、管理者によるサポートを必要としたりすることなく YouTrack での日常業務を継続できるようにしたいと考えています。

しかし、タイムシート、ガントチャート、ヘルプデスクプロジェクトなどの新しいモジュールが追加されれば、YouTrack は幅広いチームの多くのメンバーが利用できるプラットフォームになります。 私たちはそのようなチームが新しいレイアウトでより便利に作業を整理できるようにする新たな手段を調査しています。

インターフェースのローカライゼーション

コミュニティの貢献者が提供し、JetBrains によってキュレーションされたトルコ語のサポートを非公式のローカライゼーションリストに追加する予定です。 現在の 15 言語に加えて、ユーザーの人口統計と需要に応じてさらに多くのローカライゼーションを追加していくことを計画しています。

履歴ブラウザーレポート

履歴ブラウザーレポートでは検索クエリに一致した課題の件数を時間経過に沿って表示し、検索結果と個々の課題が実際にいつ出現したのかをドリルダウンして閲覧できます。

アジャイルボード

アジャイルボードについては、構成の単純化、バックログ操作機能の改善、およびカードのカスタマイズなどの予定があります。

テキスト認識

この機能では、システム情報ウィンドウのスクリーンショットなどの添付画像からテキストを瞬時に取得できます。

昨年のリリースプランをご覧になった方は、この機能の一部が 2022 年に発表済みであることが分かるかと思います。 それらの機能はチームが現在も継続して取り組んでいるものであるため、今年のロードマップに含めています。

2023 年以降の幅広い目標

YouTrack ではより多くのチームが慣れているやり方で作業し、YouTrack でプロジェクトを実現させることで透明性や効率を向上させられるよう、その柔軟性を改善し続けることを長期的に予定しています。

カスタマイズ性を高めるアプリ

現在、多くのチームが他のプロジェクト管理ツールから YouTrack に移行しているため、YouTrack のカスタマイズ性を高め、技術パートナーやコンサルティングパートナーによる YouTrack 向けアプリの作成と共有を促進したいと考えています。

また、そのようなアプリの一部を YouTrack にバンドルしてデフォルトで提供できるようにする予定です。 たとえば、Zapier 統合をビジネスプロセスの自動化手段としてアプリセクションに実装することを計画しています。

プランニングツールの拡充

チームが複雑なプロジェクトに対応できるよう、追加のプランニングオプションの提供を検討しています。 すでに対話型ガントチャートを提供していますが、その機能をさらに強化し、専用のプランニングボードやロードマップ作成ツールなどを追加する意向です。

管理の単純化

チーム、アプリ、およびプロジェクトのカスタマイズの管理を合理化することを計画しています。 具体的には管理者のエクスペリエンスを改良することで、カスタムフィールドを簡単に設定できるよういんしてワークフロー管理プロセスの透明性を向上させる予定です。 この合理化の取り組みには、プロジェクトテンプレートの機能強化も含まれています。

大規模組織向けの YouTrack

特にクラウドの安定性、パフォーマンス、およびフォールトトレランスに専念します。 お客様にとっては、YouTrack Cloud がより多くのデータを高速、適切、かつ確実に処理できるようになるということです。 私たちはクラウドの改善に努め、増え続けるビジネスニーズに対応できるようにしています。

YouTrack Server については、マルチノードインストールのサポートを追加してパフォーマンスと可用性を大幅に向上させることを目指しています。

上記の計画は現時点での弊社の方針であり、弊社が特定のお客様のシナリオをさらに深く掘り下げた場合に変更される可能性があります。ご注意ください。

弊社のすべての最新ニュースについてはブログをご購読の上、Twitter をフォローしてください。 以下のコメント欄でご感想やご提案をお気軽にお寄せください。 弊社が現在取り組んでいる機能を詳しく知りたい方は、公開プロジェクトトラッカーをご覧ください。 投票可能な機能リクエストが掲載されており、星アイコンをクリックすれば、機能の進捗に関する通知を購読することもできます。

毎年、YouTrack のチームでの使い勝手を向上させるためのヒントになるリクエストが非常に多く寄せられています。 YouTrack をお選びいただきありがとうございます。今後も新機能についてご協力いただけることを期待しています。

YouTrack チーム一同より

オリジナルブログ投稿(英語)の作者:

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